朝焼けと時間【スプラトゥーン】 (ページ5)

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3話ページ5

？？「…ﾌﾌｯ…」

わ…笑われた

『…うぅ…笑わないで下さい』

笑われて恥ずかしくなる

？？「…ww…すいません…w」

『…もう…』

笑っていた人に近づいてみる

あれ…待って

青緑の目に

青のマッシュにニット帽

色白の肌

間違いない

『あ…あの、もしかして…

リッター使いのフウリさんですか…？』

フウリ「あー…バレちゃいました？」

『はい』

フウリ「んー…もうガスマスク付けるかなー…」

フウリさんが、「うーん」と腕を組み考える

『あ、あの！』

フウリ「うん？」

『迷惑かもしれませんが、私にチャージャーの使い方を教えて下さい…！』

私が勇気を振り絞って言うと

フウリ「…！…いいよ」

びっくりした後、笑って承諾してくれた。

『やったぁ…！』

フウリ「あー…じゃあ、いつにする？」

『あー…フウリさんって社会人ですか？』

フウリ「あぁ、そうだよ」

『じゃ、じゃあ、フウリさんの都合に合わせます！』

フウリ「んー…じゃあ、毎週土曜日！」

『え！』

フウリ「あ、駄目だった？」

『あ、いえ…フウリさん社会人なのに…毎週だと仕事とかもあるし疲れるんじゃ…』

フウリ「大丈夫大丈夫。俺が勤めてる会社そこまでブラックじゃないし。むしろホワイト。」

『は、はぁ…』

フウリ「じゃー…今日は木曜だから…明後日だね。はい、これ。俺の連絡先」

そう言ってフウリさんは、私に連絡先を書いた紙を渡してきた。

『あ、分かりました！ありがとうございます！』

嬉しすぎて両手で受け取る。

フウリ「ん。良いお返事。

あと、練習の事は誰にも内緒ね。
引退してても色々と…ね？」

『はい！分かりました！内緒です！』

フウリ「ん。じゃあ、また明後日。
気を付けて帰るんだよ」

『はい！』

嬉しくて嬉しくて、笑顔で返事をした。

上京したての頃、テレビで見ていた憧れの人。

あんなに笑うんだ…

『さっ…帰ろ…』

あ、終電無いの忘れてた