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お菓子を貪るゆっくり三匹。傍から見れば生首が沢山。...正にハロウィンらしい恐怖を煽る光景である。しかしながらゆっくりは記念日だとか、祝い事だとか。そういった人間の営み等露程も知らない。故に今日はAが気前良く甘い物を沢山くれた。という認識しか三匹には無かったのだ。が、二転三転。ゆっくりの一匹、ショッピがある事に気が付く。それはもう、唯一の人間文化の情報源のテレビメディアからだ。やれ聞こえてくる単語はカボチャだとか、仮装だとか、お菓子だとか。好奇心の塊であるゆっくりが反応しない方が無理であろう話題群が降り注ぐ。
『ねこ...？』
『なんでや。』
『ゆわ、ゆわわ。』
思わず口に含んでいた焼菓子をほろりと落としてしまう程の衝撃と喜び。人間が不思議な服を着てお菓子を沢山貰っている。甘い物が好きなゆっくりにとってこれ程まで素晴らしいイベントなんて。そうとなれば話は早い。ゾムは何処かから色紙と鋏、ペンや定規を凄まじい速さでかき集めテーブルへ。ショッピはテレビで再度情報を。チーノは多少装飾になりそうなモノを探しに近所の棚へと出向く。
＿＿衣装製作はショッピのリサーチもあってか順調も順調で。波風立たぬ制作風景にゾムは痺れを切らしかけていたものの、何とかAの驚く顔を思い浮かべていては耐えていた。
＿＿＿
「ただいまー！」
ようやっと全工程が終了してゆっくり達が寛いでいる最中であった。玄関に響くヒールの音、聞き馴染みの有る声がしたのは。全員思い思いの手作り仮装を披露しては満足そうに笑みを浮かべている。ショッピはヘルメットに黒三角基、ネコの耳を貼り付け真似たシンプルなもの、チーノは頭から白色紙を被り幽霊の仮装を。ゾムは体中に黒色紙を貼り付け、海苔を巻いたおにぎりになってしまっている。曰くこれはおにぎりでなくて爆弾の仮装らしい。それも大概驚いたが。床、テーブル。所構わず散乱している色紙やペンの数。言わずもがな彼らがやってしまった事だ。そんなめちゃくちゃで、非現実的な光景に堪らず一瞬静止したAは、倒れた。
『＿＿ゆわああああああ！？』
『ねこ、ねこねこねこ！』
『なんでやあ...？』
夜縋ら、ちょっとしたリビングに三匹のゆっくりの悲鳴が響き渡った。
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大遅刻
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ぽてち - 日々の癒しすぎる…！一家に一匹は欲しい…！ (6月23日 6時) (
レス) @page8 id: f92265f43c (このIDを非表示/違反報告)
ネクロ雪だるまを食べる - ほわぁほっこりする〜 (6月22日 22時) (レス) @page19 id: e0abe8e0bb (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - リクエスト宜しいでしょうか…?夢主ちゃんとゆっくり達でバーベキューしてるのが見たいです…!!そこでzmが食害してるのと、それから必死に逃げてる後輩組が見たいです()出来ればで良いので、宜しくお願いします！ (6月2日 0時) (レス) @page16 id: fd6863f2a6 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - かわっ…!!めちゃかわじゃないですか好き…()zm可愛い…てか皆可愛い…(語彙力)更新頑張ってください。楽しみにしてます！ (2023年4月30日 15時) (レス) @page3 id: fd6863f2a6 (このIDを非表示/違反報告)
へぽ - めんつゆさん喋ったときはびっくりしましたね、これからもがんばってください！ (2023年4月26日 19時) (レス) @page1 id: a13e5d0e47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろ | 作成日時：2023年4月26日 0時
