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「私とマルクス君から。クッキーの詰め合わせだからちょこちょこ食べてね」
「わぁ！ ありがとうございます！
さっきいただいた紅茶と合いそう！」
彼女の笑顔を見て、こうやって元気な姿をまた見ることができてよかったと心底思う。
私がニコニコしていたからだろうか、Aちゃんが「何ですか？」と微笑みながら尋ねる。
「Aちゃんが意識不明と聞いたときは参ったよ。でも、こうして目覚めてよかったな〜と思ってね」
「……ご心配おかけしました。
骨は明日魔法で付けて退院も近いので、またよろしくお願いします」
「そっかぁ、でもこっちのことは気にせずもうちょっとゆっくり休養しなよ。
ね？ マルクス君？」
責任感の強い彼女だから、きっとAちゃんは退院したらすぐ仕事に復帰しようとするだろう。
でも骨はくっつけるといっても日常生活を過ごせる程度に付けるだけだそうだから無理はさせられないし、せっかくの機会だからもう少し休むよう提案する。
マルクス君にも同意を求めると彼は一瞬引きつった顔をしたがすぐにいつもどおりになって「そ、そうですね。ユリウス様、珍しく仕事頑張ってくださってるんで気にせず休むといいよ」と満面の笑みで言ったんだけど、なんか私に対して含みのある感じで言ってないかい？
勘違いかなぁ……？
「ユ、ユリウス様が真面目に仕事を……？
ありがとうございます……！」
あれ？
なんでAちゃん涙目？
私がそんなに仕事してるの感動的！？
そんな私たちのやり取りを見て笑っているフエゴレオン。
そうだ、フエゴレオンもいるし今回の事件の真相をAちゃんにも説明しないと。
暴行事件について担当しているマルクス君に事件について説明してもらうよう促すと、フエゴレオンとAちゃんは真剣な表情になって耳を傾ける。
注目されてたマルクス君はコホン、と喉を唸らせて口を開く。
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あわわ(プロフ) - 頃音様、いつもありがとうございます！長々と申し訳ないですがまだまだ続きそうです。できる限りの１日１話更新ペースで頑張っていきたいです。頃音様もお身体にお気を付けて！これからもよろしくお願いします！ (2019年11月2日 18時) (
レス) id: 7a4853944d (このIDを非表示/違反報告)
頃音(プロフ) - リアルでもお忙しいかと思いますがこちょう様のペースで出来上がっていく物語を陰ながら応援しております！最近は大分寒くなってきたようですので、お身体を崩される事もあります。お気をつけ下さい。 (2019年11月2日 7時) (レス) id: 2fb5f4f14e (このIDを非表示/違反報告)
頃音(プロフ) - 続編おめでとう御座います。前回のコメント返信でヤミさんとの関係の清算が第三章くらいで今はまだ第一章と読んでホッとしました。お話を拝読している時は終わりが近いのかと勝手に思っていたので今後も続くと知って楽しみが増していきます。→ (2019年11月2日 7時) (レス) id: 2fb5f4f14e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こちょう | 作成日時：2019年11月1日 21時
