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メレオさん楽しそうだな〜とか、フエゴレオン様ってお姉さんとはそうなふうに会話するんだな〜、普段仕事中とは違うラフな感じを初めて見たので新鮮なものを見ている気分だ。
「そういえば３人で話すのは
「昨日はこいつほぼ寝てたしな」
そう言う二人に「？」が浮く私をよそに強張っていた肩をストンと下ろしメレオさんは「はぁ……Aがいると朝から気が抜けるな」とソファにゆったりと背中を預けた。
「それよりフエゴレオン、オマエ仕事は？」
「ぐっ……もう少ししたら行かねばなりません」
嫌な現実を突き付けられたようにフエゴレオン様は歯を噛み締めて言うと「じゃあ早く身支度して行け」と手をしっしっと払いのけるように振った。
「その間にAも帰る準備をするんだ」
「あ、はい」
「私が仕事に行く前に送りましょうか？」
「別に構わんが……こんなに目が腫れてるAを親御さんに見られたらオマエが泣かしたと思われかねんぞ？」
メレオさんの言葉に慌てて両手で頬を包み「そんなに腫れてますか？」と言うと「まぁ、泣いたんだなって思うくらい」とメレオさんが真顔で答える。
昨日あれだけ泣いたのだから仕方がないのだろうが、そんな顔を見られているのが恥ずかしい。
顔を今すぐ隠してしまいたい……。
「後でベゼットにホットタオルを用意してもらおう」とフエゴレオン様が提案してくれたのでそれに甘えることにした。
メレオさんは立ち上がり「また後で来る」と言って部屋を出ていってしまった。
メレオさんがいるだけでとても賑やかだったのが、彼女一人いなくなるだけで静寂が部屋に漂う。
フエゴレオン様は「私も準備をしてくる」と言って私の頬に手を添えたので瞳をつむると、触れるようなキスをする。
お互い離れて顔を見合わすと「さっきは姉上に邪魔されたからな」と彼は肩をすくめて苦笑いしたので私もクスリと笑った。
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あわわ(プロフ) - 頃音様、いつもありがとうございます！長々と申し訳ないですがまだまだ続きそうです。できる限りの１日１話更新ペースで頑張っていきたいです。頃音様もお身体にお気を付けて！これからもよろしくお願いします！ (2019年11月2日 18時) (
レス) id: 7a4853944d (このIDを非表示/違反報告)
頃音(プロフ) - リアルでもお忙しいかと思いますがこちょう様のペースで出来上がっていく物語を陰ながら応援しております！最近は大分寒くなってきたようですので、お身体を崩される事もあります。お気をつけ下さい。 (2019年11月2日 7時) (レス) id: 2fb5f4f14e (このIDを非表示/違反報告)
頃音(プロフ) - 続編おめでとう御座います。前回のコメント返信でヤミさんとの関係の清算が第三章くらいで今はまだ第一章と読んでホッとしました。お話を拝読している時は終わりが近いのかと勝手に思っていたので今後も続くと知って楽しみが増していきます。→ (2019年11月2日 7時) (レス) id: 2fb5f4f14e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こちょう | 作成日時：2019年11月1日 21時
