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グラスに残っている酒を呷り飲む。
あー、うまい。莫迦みたいに笑ったから余計酒がうまい！
「………………」
黙り込んでしまったAを変に思い「おい、聞いてるのか？」と横にいる彼女に言った瞬間だった。
Aは急に私の肩に頭を置いてきて「ふえ〜〜、きいてま〜す」とくっついてきた。
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「……おい、大丈夫か？」
「んー」
私の腕にぎゅっと抱きついてきて、言葉にならない言葉を発しているAの頭をボールを掴むようにガシッと手のひらで持って、Aの顔を持ち上げて見ると虚ろな目で顔がゆでダコのように赤くなっている。
「A、酔ってるのか？」
「ふふふ、酔ってませーん」
ふにゃりと笑って酔ってないと否定してるが、確実に酔っている。
彼女の頭から手を離してラム酒のビンのラベルを確認する。
「アルコール度数40％か……私からしたらジュースだがAには少しきつかったか」
Aはあまり酒が強くないのだろう。
それに病み上がりの上に温泉でストレートで飲めばこんな状態になってもおかしくないな。
「おい、上がるぞ」
「ふぇぇ、今は立てましぇん……」
また私の肩にコテンと頭を乗せてそう言うので、私はため息を吐く。
結構大事な話してたんだが、こうも酔っては仕方がない。ここへ連れてきたのは私だし、責任持って連れて帰るか。
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あわわ(プロフ) - 頃音様、いつもありがとうございます！長々と申し訳ないですがまだまだ続きそうです。できる限りの１日１話更新ペースで頑張っていきたいです。頃音様もお身体にお気を付けて！これからもよろしくお願いします！ (2019年11月2日 18時) (
レス) id: 7a4853944d (このIDを非表示/違反報告)
頃音(プロフ) - リアルでもお忙しいかと思いますがこちょう様のペースで出来上がっていく物語を陰ながら応援しております！最近は大分寒くなってきたようですので、お身体を崩される事もあります。お気をつけ下さい。 (2019年11月2日 7時) (レス) id: 2fb5f4f14e (このIDを非表示/違反報告)
頃音(プロフ) - 続編おめでとう御座います。前回のコメント返信でヤミさんとの関係の清算が第三章くらいで今はまだ第一章と読んでホッとしました。お話を拝読している時は終わりが近いのかと勝手に思っていたので今後も続くと知って楽しみが増していきます。→ (2019年11月2日 7時) (レス) id: 2fb5f4f14e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こちょう | 作成日時：2019年11月1日 21時
