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「すみません、汚い文字で……」
「いや、ちゃんと読めたぞ？
Aは器用だなと感心した」
あんなミミズが走ったような文字で申し訳ないと思ったけれど、代筆してもらうわけにはいかないし返事をしないのも心が痛かったのでなんとか左手で書いて送ったのだけれど、ちゃんと読めたのならよかった。
フエゴレオン様は私をずいぶん心配してくれてたので、安心させるため認知障害の検査も何事もなかったこと、明日折れた骨をある程度魔法でくっつけて様子を見て退院になる旨を伝えると「そうか、退院の
「そうだ、これ開けてもいいですか？」
先程いただいてから手に持っていたプレゼントを開封していいか聞くと「いいぞ」と言ってくれたので赤い包装紙を開けるとハーブティーのティーバッグの詰め合わせと陶器で作られた白いシンプルなマグカップだった。
「ありがとうございます！
とてもありがたいプレゼントだ。
しかもマグカップまであるし、ハーブティーだから寝る前にも飲める。ヴァーミリオン家の方々のプレゼントのセンスは抜群だなぁ、と感心してしまう。
「喜んでもらえてよかったよ」と私の頬に指を這わせて優しい笑顔でそう言うものだから、気恥ずかしくなって、もう１つ貰っていたお見舞い品のミニブーケを持って「これも、ありがとうございます。綺麗な花ですね！」と話題を反らす。
ブーケをよく見てみると見覚えのある大輪の白い花。メレオさんがアシエ様のお墓に供えていた花と同じ花だと気づく。
「おばあさんの所の花ですか？」と聞いた途端、フエゴレオン様の優しい目が少し細くなり探るような瞳に変わって「……姉上と行ったのか？」と聞き返されてしまった。
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あわわ(プロフ) - 頃音様、いつもありがとうございます！長々と申し訳ないですがまだまだ続きそうです。できる限りの１日１話更新ペースで頑張っていきたいです。頃音様もお身体にお気を付けて！これからもよろしくお願いします！ (2019年11月2日 18時) (
レス) id: 7a4853944d (このIDを非表示/違反報告)
頃音(プロフ) - リアルでもお忙しいかと思いますがこちょう様のペースで出来上がっていく物語を陰ながら応援しております！最近は大分寒くなってきたようですので、お身体を崩される事もあります。お気をつけ下さい。 (2019年11月2日 7時) (レス) id: 2fb5f4f14e (このIDを非表示/違反報告)
頃音(プロフ) - 続編おめでとう御座います。前回のコメント返信でヤミさんとの関係の清算が第三章くらいで今はまだ第一章と読んでホッとしました。お話を拝読している時は終わりが近いのかと勝手に思っていたので今後も続くと知って楽しみが増していきます。→ (2019年11月2日 7時) (レス) id: 2fb5f4f14e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こちょう | 作成日時：2019年11月1日 21時
