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「はぁ〜〜」





「よく飲むね、ほんと」





「最高っす」









さいこー!って


例のあのポーズをして見せた。









「俺の記憶が正しいなら、

この前20歳なったばっかりだよね」





「よく覚えてますね」





「まあね」





「上林選手 ..」





「ねえ、その」









私の声を遮る


低い声。









「上林選手、ってやだ」





「ええ ..なにそれ」





「もっと軽く呼んでよ」





「一応みなさん選手呼びで統一してるんですよ」





「いいじゃん、俺お兄ちゃんに似てるんでしょ」





「いや、まぁそうですけど」









急にそう言われても ..


なんだろう。









「上林、さん?」





「堅い」





「えーっと ..ばやしさん」





「まぁ、いいかな」





「だいぶ砕けましたけど」





「もっと砕けていいけど」





「.. 酔ってます?」





「俺のコーラにアルコール混ぜた?」





「いや」





「じゃあ酔ってないよ」





「ははっ、なんですかその言い分」









全くもってその通りだけど


自信満々に言ってくる上林選手改めばやしさんが


なんだか面白くて


笑いが止まらなかった。









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作者名:淡埜 | 作成日時:2019年5月11日 0時

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