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「いらっしゃいませ〜」





「うっす」





「あれ、今日はおひとりですか?」









この前は


わいわいと大人数で来たから


急になんだかさみしい。









「なに、その顔」









ちょっとだけ


しゅん、とした私を見て


明らかにむすっとする上林選手。









「なんでもないです、コーラ持ってきます」





「ちょっと、まだ頼んでないけど」





「でも、コーラでしょ?」





「.. 」









無言で頷くから


ほらね、と少しドヤ顔で見てやった。









───・・・









「お待たせしました〜」





「Aちゃん、今日何時上がり?」





「えっと.. そろそろですね」





「一緒に飲も」





「.. いいですけど」









少しだけ不満そうな声を出しといて


私は足早に休憩室へ向かった。









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作者名:淡埜 | 作成日時:2019年5月11日 0時

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