茶番【エマ・ノーマン・レイ】 ページ35
*ノマエマじゃないです
『わお』
*
エマ「ラブレター!?!?まって許せない!!」
ノーマン「今すぐ消しさろう、そうしよう」
レイ「まてお前達、まずは送り主を見つけてあんなことやこんな事をしてやらないと」
ロッカーにラブレターが入っていたと報告したら、案の定この反応
そして一斉に私のラブレターを取ろうとする異常者達
『やめろ、触るな異常者ども、あとレイ言い方が悪い…っ!』
なんとか3人を落ち着かせて、正座させる
『ひがむな異常者達、首を突っ込むな異常者達』
ノーマン「A、僕らは至って正常だよ」
『どの口が言う、お前がリーダーだよ』
ノーマンのほっぺを引っ張ると、涙目になって小さく「痛い」と言った
エマ「まさかA、その人と付き合っちゃうの!?私がいるのに!?」
レイ「ないない…………ないよな?」
『はぁ…好きな人は自分で決める』
私はそれだけ言って部屋に戻った
*
まぁ、実際付き合う気はこれっぽっちも無いんだけどね
そろそろちゃんと彼らの私離れをさせないと…
3人とも、本当に立派になったが、ゆういつの欠点は私に対しての異常な執着
私だって一緒にいたいが、それは彼らのためにならない
私は彼らに甘えちゃダメなんだから…
*
ラブレターの内容的には、今日の放課後、校舎裏で話があるらしい
でもこの字体、何処かで…
エマ「A…」
『何?エマ』
エマ「ごめんね…っ!」
…ん?
待ってエマ!何に対してのごめん!?!?
私は、心にモヤモヤを残したまま放課後を迎えた
*
『…』
ノーマン「ずっと前から好きでした」
ノーマンはニコリと笑う
『…はぁ…帰ろ』
ノーマン「こらA、告白にはちゃんと返事しなきゃ」
何となく、何となく予想はしてたけどさ…
『もー、やったなエマー!!』
エマ「えーー!!何で私だけ!?」
でもちょっと安心した、ノーマン達で良かったって思ってる
『私も人の事言えないんだよ』
エマ「何かいったー?」
『なんでもない、覚悟しろエマ!』
エマ「だからなんで私だけっっ!?」
レイ「おい、茶番は終わりにして帰るぞ」
『あー、絶対幸せになるぞー』
レイ&ノーマン&エマ「任せて!/ろ!」
『はいはい…』
*
*
*
お互いが自立するのは、もっともっと後のお話
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ゆきがみ(プロフ) - ガールガールさん» ありがとうこざいます!!嬉しいです!! (2019年4月3日 13時) (レス) id: b58dff5885 (このIDを非表示/違反報告)
ガールガール - 本当に面白いです!読んでて楽しいです (2019年4月3日 12時) (レス) id: 4b6999800d (このIDを非表示/違反報告)
ゆきがみ(プロフ) - サヤカさん» ありがとうございます!!そう言って頂くとかなり励ましになります!リクエストなどあれば言ってください!! (2019年3月31日 10時) (レス) id: b58dff5885 (このIDを非表示/違反報告)
サヤカ(プロフ) - 主さんののほほんとした書き方すごいです!!いつも楽しみです! (2019年3月30日 18時) (レス) id: 032d885f3a (このIDを非表示/違反報告)
ゆきがみ(プロフ) - 雨と無知@雨100%さん» コメント、リクエストありがとうございます!!ママとのお話ですね!すぐに書いて来ます!! (2019年3月21日 14時) (レス) id: b6cfb6d4ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆきがみ | 作成日時:2019年3月17日 22時