夢【レイ・エマ・ノーマン】 ページ34
ママ「A!凄いわ!フルスコアよ!」
私が初めてフルスコアを取ったのは、6歳の時だった
みんなから驚きの目を向けられ、それがどんなに凄いことなのか、嫌でも分かった
同時に、怖くもあった
みんなの目が、とても怖かった
別に憎まれた訳じゃない、凄いと、みんなに褒めちぎられたくらいだ
でもそれからは、フルスコアを取った事は偶然だったように装った
テストの点数も意図的に下げた
この一件で、初めて私は異常なのだと気付いた
まぁ、今はさほど気にしてない
エマ「ねぇAー、ここはどうやるの?」
『これは少し見方を変えて__』
ノーマン「A、これで合ってる?」
『おお、さすがノーマン、完璧』
レイ「どう」
『ん、惜しい』
レイ「じゃあこうか」
『そうそう、二人とも完璧じゃん』
そう言うと、照れくさそうに笑うレイ、柔らかい笑みを見せるノーマン
エマ「置いていかないでよー!!」
プクーっと頬を膨らますエマ
『置いてかないよ、エマ、それ合ってる』
エマ「ほんと!?やったー!!」
私が教えてから、みんなの点数がどんどん上がっていくのが、とても嬉しかった
ノーマンも、フルスコアを取れる回数が増えてきた
レイ「てかお前、俺らに教えられるほど完璧なのになんでフルスコア取れないの」
『うっ…だって途中で飽きちゃうんだもん…』
ノーマン「ちゃんとやればフルスコアなのにねー」
『わかったよ…ちゃんとやるって…』
エマ「ねぇ早く遊ぼうよーー!」
ノーマン「うん、行こう、レイ、A」
レイ「えー…」
*
『ん…』
ノーマン「あ、起きた」
レイ「珍しいな、昼寝なんて」
『夢を見た…』
ノーマン「へー、どんな夢?」
『もう何年も昔のこと、私がみんなに勉強を教えて、終わったら遊ぶの』
エマが遊びに誘って
エマ「ねぇ早く遊ぼうよーー!」
ノーマンが返事をして
ノーマン「うん、行こう、レイ、A」
レイが嫌がる
レイ「えー…」
昔から
『ふふ…』
ノーマン「どうしたの?A」
*
*
*
*
*
『ううん、ちっとも変わらないなって思ってただけ!』
**
はい、意味不
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ゆきがみ(プロフ) - ガールガールさん» ありがとうこざいます!!嬉しいです!! (2019年4月3日 13時) (レス) id: b58dff5885 (このIDを非表示/違反報告)
ガールガール - 本当に面白いです!読んでて楽しいです (2019年4月3日 12時) (レス) id: 4b6999800d (このIDを非表示/違反報告)
ゆきがみ(プロフ) - サヤカさん» ありがとうございます!!そう言って頂くとかなり励ましになります!リクエストなどあれば言ってください!! (2019年3月31日 10時) (レス) id: b58dff5885 (このIDを非表示/違反報告)
サヤカ(プロフ) - 主さんののほほんとした書き方すごいです!!いつも楽しみです! (2019年3月30日 18時) (レス) id: 032d885f3a (このIDを非表示/違反報告)
ゆきがみ(プロフ) - 雨と無知@雨100%さん» コメント、リクエストありがとうございます!!ママとのお話ですね!すぐに書いて来ます!! (2019年3月21日 14時) (レス) id: b6cfb6d4ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆきがみ | 作成日時:2019年3月17日 22時