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先客【レイ】 ページ5

自由時間、私はレイといつも木の陰で本を読む




私の席は、レイと反対の位置




でも今日は、1番に外を出て、レイの席に座った




(さぁ、レイはどう出るかな〜)




レイがいつもの様にこっちに来る、私に気付くと立ち止まった




ノーマン「どうしたの?レイ」




レイ「先客がいる」




レイの後ろからひょっこりと出てきたノーマンは、私を見て苦笑いをする




エマ「ノーマン早くー!!レイもーー!!Aもーー!!」




ノーマン「今行く、ちょっと待ってて!」




レイ&A「『パス』」




エマ「えぇー?!レイとA、明日は絶対だからねーー!!」




『えぇ…』汗




仕方ない、明日はやってあげよう




ノーマンはエマの方へ行く




レイは私の横で腰を下ろした




(特に反応無し…か)




私は本を読み始める




しばらくして、レイが話しかけてきた




レイ「なんで今日、こっちなの」




『何となく、嫌だった?』




レイ「いや、別に」




『そう』




また読み始めようと、本に目を向けるが、レイに阻止された




『なに?』




レイ「今日はちょっと話そ」




『え、めんどくさい』




レイ「あのなぁー」怒




『冗談冗談』汗




レイはため息をついて、空を見上げた




心地よい風が頬を撫でる




レイ(俺が話そうって言ったけど…やば、眠い)




『レイ』




私は自分の膝をポンポンと叩く




レイ「は…?」




『いいからいいから』




無理矢理寝かせ、頭を撫でる




レイ「初めからこれが狙いか」




『朝から顔に眠たいって書いてあった』




レイは力を抜き、完全に私に身を任せた




レイ「ほんとよく見てんな、お前には隠し事できなさそう」




レイは眠たそうな目で私を見て、手を伸ばし、私の頬を撫でた




『おやすみ、レイ』




レイ「ん…」




レイは静かに目を閉じ、小さく寝息を立てた




エマ「Aーーー!!やっぱり遊ぼーー!!」




『しー』




エマは慌てて口を抑える




そんな姿が愛らしい




『ごめんね、先客がいるからまた明日』




エマ「わかったー!」コソッ




バイバーイ(口パク)と手を振りながら、エマはみんなの所に戻る









レイ(よっしゃ、今日は俺のだ)









レイの狸寝入りも実はバレていたりする

隣に【ノーマン】→←もう大丈夫【レイ】



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ゆきがみ(プロフ) - ガールガールさん» ありがとうこざいます!!嬉しいです!! (2019年4月3日 13時) (レス) id: b58dff5885 (このIDを非表示/違反報告)
ガールガール - 本当に面白いです!読んでて楽しいです (2019年4月3日 12時) (レス) id: 4b6999800d (このIDを非表示/違反報告)
ゆきがみ(プロフ) - サヤカさん» ありがとうございます!!そう言って頂くとかなり励ましになります!リクエストなどあれば言ってください!! (2019年3月31日 10時) (レス) id: b58dff5885 (このIDを非表示/違反報告)
サヤカ(プロフ) - 主さんののほほんとした書き方すごいです!!いつも楽しみです! (2019年3月30日 18時) (レス) id: 032d885f3a (このIDを非表示/違反報告)
ゆきがみ(プロフ) - 雨と無知@雨100%さん» コメント、リクエストありがとうございます!!ママとのお話ですね!すぐに書いて来ます!! (2019年3月21日 14時) (レス) id: b6cfb6d4ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆきがみ | 作成日時:2019年3月17日 22時

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