ふたりのおはなし ページ2
zm
「…あー、その一緒に住むとかさ、考えた事ない？」
珍しく彼も緊張しているようで、目線はあっちをきたりこっちをきたり。考えた事あるよ、なんて微笑んだら彼の顔は一気にパアッと輝く。「え、マジか！ちょ、一緒に住もうや！！こことか良くない？」よっぽど嬉しかったのか、凄い早さでまくし立ててくる。全ては貴方だからだね。
rb
「へ？あー別にええけど…ん！？えっちょ、」
彼の家で漫画を読んでくつろいでいる時に何となく聞いてみた。適当に返事をしていた彼も数秒後に意味を理解して顔を真っ赤にして慌て出す。嫌ならいいんだよ、と告げると「いやちゃうねん…！こういうん言われるん思っとらんくて、…その嬉しいな、って」心底嬉しそうにへへ、と笑う彼につられて幸せな気持ちで満たされた。
sho
「んー？お前と一緒に住むとかヤバない…すみません調子に乗りました」
間取りが大きめの賃貸の広告を見まくっているにもかかわらず一向に声を掛けてこないので、痺れを切らして貴方から切り出した。一緒に住むの？住まないの？なんて問い詰めると「…え、逆にAはええん？」ずっと待ってた、なんて言えなくて口を紡ぐと飛んできた笑い声。「うわー…俺めっちゃ恥ずかしいやんお前に言わせるとか」その顔はゆっるゆるで思わず釣られて笑ってしまった。
ht
「ねぇ、一緒に住もう？」
テレビで今話題のマンションの特集をしていて見入ってた貴方。背後から掛けられた声に思わずギョッとして振り返る。「ダメ？」なんて貴方を抱き締め上目遣いで見てくるのは反則なのでは。ダメなわけない、って彼に抱きつくととっても幸せそうな彼の顔が目に映った。
em
「ん〜そうですね…ッど、同居！？」
手に持っていた本を落とす彼の動揺っぷりは分かりやすく、つい笑みが漏れてしまう。追い打ちをかけるともっと彼の慌てっぷりが加速する。私との同居、嫌？と上目遣いで聞いてみよう。「い、いやなわけないじゃないですか…！」手をわたわたさせて、林檎に負けないくらい真っ赤な彼の顔が見れるかも？
pi
「え、じゃあ一緒に住みましょうよ先輩」
お家デートで家に帰りたくない、と貴方に抱きついて離れない彼。そんな彼が可愛くて、一緒に住んだら帰る必要もないのにねって微笑んだ。それは、彼の本気スイッチを押してしまったみたいで。「俺、Aさんのこと大事にしますから」そう言って手を握った彼の顔は真剣そのものだった。今更冗談だった、とか言える訳がない。
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五月雨 - オリジナルフラグはつけても大丈夫なんでしょうか？間違っていたらごめんなさい (2021年1月16日 9時) (
レス) id: e9a62d2ac9 (このIDを非表示/違反報告)
あわどり。(プロフ) - 雅楽川さん» 返信遅くなってすみません！コメントありがとうございます！！いま更新できない状態が続いて申し訳ないんですが、期待に応えれるよう頑張りますので今後ともよろしくお願いします‥！ (2019年4月24日 18時) (レス) id: 87f43796f6 (このIDを非表示/違反報告)
雅楽川(プロフ) - 初めまして、こんにちは。とても楽しく読ませていただいています、更新応援しています！ (2019年4月11日 16時) (レス) id: ee36519216 (このIDを非表示/違反報告)
あわどり。(プロフ) - 音無さん» コメントありがとうございます！日課にしていただいてるとか本当に恐縮です…！今後ペースはだいぶ落ちてしまうんですが、音無さんに楽しみにしていただけるように今後も頑張らせていただきます！ (2019年4月8日 14時) (レス) id: 87f43796f6 (このIDを非表示/違反報告)
音無(プロフ) - いつも小説楽しく見させて頂いてます！！貴方様の小説を見に来るのが日課になってるほどに貴方様の作品が大好きです！ (2019年4月7日 17時) (レス) id: 40e3c2206e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あわどり。 | 作成日時：2019年3月30日 11時
