404error

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「ぜ〜んぶ、見えとるよ？確か、MIU、404」



「バレてるなら話は早い、久住、自首しろ」



「ドローンの操縦記録は残ってない、なんの証拠も、なあんも残ってない」



「人間がやったことには必ず証拠が残る」



「せやったら俺は、人間やないんかなあ？」



「てめぇ、安全なとこで人操って人生ぶっ壊して…、楽しいか？」



「言うたやん、人間やないんやから、人間がどうなろうとどうでもええねん」



「……Aって言ったか？いるんだろ、お前にも、大切な人間が、そいつのこともどうでもいいのか？」



「そんなかっっっるい言葉でAのこと語らんといてほしいなあ！…こいつは俺や、一心同体、運命共同体、……つまりな、人間ちゃうねん」



「…お前がどんな屁理屈こねようとお前らが人間の形をしてる以上、人間のルールに則って裁かれる」



「どうやって裁くん？自分ら、俺らの顔も名前も居場所もわかれへんやろ」






***





「渋谷からやと10分、ちょうどええか」



「……みーくん」



「あ、Aすまん、起こした？」



「んーん、…なにするのお？」



「爆弾落としたくなってしもた〜」



「おっきい音するのやだあ」



「みーくんがAのお耳塞いだるよ〜！」



「ん、…顔あらってくる」



「ええの？爆発すんで？音おっきいで？」



「うそっぱち〜」



「ははっ！Aは全部お見通しやなあ」









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