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そんな二人にパンダはこういう。
“京都姉妹交流会”に出てほしい、と。
「でも二三年メインのイベントですよね?」
「その三年のボンクラが停学中なんだ。Aも四年だから出れねぇしな。人数が足んねぇ、だからオマエら出ろ」
「交流会って何するの? スマブラ?」
「Wii版なら負けないわよ、メテオで復帰潰すの」という野薔薇に「なら三人でやるわ」と返すパンダ。
「東京校、京都校、それぞれの学長が提案した勝負方法を1日ずつ2日間かけて行う。つってもそれは建前で、初日が団体戦2日目が個人戦って毎年決まってる」
「しゃけ」
「個人戦団体戦って……戦うの!? 呪術師同士で!?」
「ああ、殺す以外なら何してもいい呪術合戦だ」
真希は楽しそうに笑う。
そんな暇があるのかと思う野薔薇だったが、ボチボチ落ち着いてくると聞いて納得したようだ。
「で、やるだろ? 仲間が死んだんだもんな」
真希の問いに
「「やる」」
と二人の声が重なる。
「でもしごきも交流会も、意味ないと思ったら即やめるから」
「同じく」
真希はハッと小馬鹿にしたように笑う。
「まあこん位生意気の方がやり甲斐あるわな」
「おかか」
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作者名:あわ | 作成日時:2023年12月3日 20時