今日:2 hit、昨日:38 hit、合計:9,369 hit
小｜中｜大
２６ ページ30
「AさんAさん！」
今日の任務は午前中だけ。
久々にゆっくりしようと寮へ戻っていると、前方から明るくかわいらしい声が聞こえてくる。
声が聞こえた方向に目をやると、キラキラと目を輝かせた野薔薇が手を振っていた。
かわいい。私が一年生のときは静かでつまらない子だっただろう。同級生がいなかったため、大した問題はなかったけれど。
こんな私に対してなついてくれる野薔薇はいい子過ぎる。呪術師なんかじゃなくて、普通の高校生として過ごしていたらどんなに幸せだろう。
ぼーっと思考を巡らせていると、いつの間にか野薔薇が目の前にやってきていた。
「今日はもう何も予定ないんですか？」
「ええ、午前だけだったから」
野薔薇はより一層、目を輝かせた。
「じゃあ今から一緒に遊びに行きませんか？ 私、Aさんと買い物がしたいです！」
なんてかわいらしい申し出なんだろう。
かわいい後輩からのお願いなんて、
「いいよ。行こうか」
断ることなんてできるわけない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 82人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「呪術廻戦」関連の作品
《完結》隣で微笑む君に �供攫�術廻戦／五条悟×両面宿儺】
最も会いたくない元カレに再会するとか聞いてません【松田陣平】
黄金の呪いに愛を_7_【呪術廻戦】【高専組】
関連：
過去の名作を探す
もっと見る
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あわ | 作成日時：2023年12月3日 20時
