18 ページ22
指定された場所に行くと、そこは山奥。
隠れてるな、しかもこの気配、特級か。
「わかってるから早く出てきなさいよ。こっちはずっと働き詰めでイライラしてるの。早く終わらせたいんだけど」
奥から呪霊がやってくる。
目から樹を生やしていて、なかなか強者オーラを醸し出している。
未登録の特級? 最近、特級の動きが活発になっている。誰かが裏で糸を引いているのかしら。
「縺ゅ↑縺溘′魑エ逾樣コ励〒縺吶°」
「っ!」
なにこれ気持ち悪い。
今、言語を話したのよね? 自分で言語を確立することができるほどの呪霊なの?
「遘√◆縺。縺ッ縺ゅ↑縺溘r 必要としている」
脳に直接話しかけているみたい。気持ち悪い……!
「鳴神A、私たちの仲間になりませんか?」
「なにを、いっているのかしら。私は呪詛師になる気はみじんもないわ」
「ではあなたを無理やりでも従えましょう」
呪霊は木の根をこちらに伸ばし、攻撃してくる。
そこまで数が多くないし、速さもそこそこ。生まれつき目と耳が人よりいい私は、簡単によけることができる。
仲間になれと言っていたから、あくまで私の生け捕りが目的?
私はひゅんと空へ飛ぶと、手だけを一心浄土に突っ込み草薙の稲光を取り出す。そして構えると、呪霊の首らしきところを狙いながら降下していった。
「ちっ!」
呪霊が避けたため目の樹を切ってしまい、仕留めそこなった。
しかしある違和感に気付く。
「あら。あなた、
「術式を使わずに私に勝つつもりですか」
「だって使うまでもない。あなた、弱いでしょ?」
相手をあざ笑うようにふふふと笑った。
「舐めた真似を! 油断したことを後悔させましょう!!」
呪霊は手で掌印を結んだ。
「領域展開『
82人がお気に入り
「呪術廻戦」関連の作品
会っても、変われただろうか…6【呪術廻戦】【名探偵コナン】
高専生、雄英生として認知されました。3【呪術廻戦】【ヒロアカ 】
(自称)エセ呪術師が高専に強制入学させられるお話【呪術廻戦】
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あわ | 作成日時:2023年12月3日 20時