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「マスター、ごちそうさまでした。とてもおいしかったです!」

「それはよかったです」


 マスターに食器を返した私はあることに気が付いた。

 お金をどうしようかと。
 もちろん持ってきていないし、これでは食い逃げになってしまう。千弦を呼ぶにしても連絡できるものは持っていないし、祝賀会を五条悟と抜け出してカフェに行ったんだ。どれだけ怒られることか。

 ああでもないこうでもないと考えていると、すっと五条悟が私の前を通ってこう言った。


「マスター、いつも通り俺ん家まで請求しといて」

「かしこまりました。またのご来店をお待ちしております、悟さん」

「あーい」


 私のことは気にも留めず店を出て行った五条悟。


「あ、ありがとうございました」


 マスターにお礼だけ伝え、私は急いで後を追った。

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設定タグ:呪術廻戦 , 落ち未定   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:あわ | 作成日時:2023年12月3日 20時

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