【ブラッククローバー】涙の少女【女主】 (ページ12)

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アスタとユノが去った後。男は目を覚ました

「クソ、クソ、クソクソクソクソクソクソ！！」

彼奴らに、復讐してやる…男はそう言って起き上がる。ふらふらと歩きながら、男は魔道書を開く、が

「あゝ、ダメじゃ無いか。ちゃんと後始末しなきゃ」

魔天界創生魔法＿＿＿＿堕天の鎖

男の足元から黒い光り輝く鎖が伸びてきて、男の手足を掴む

「なっ、何だぁ？！」

「何だとは失礼な、魔法さ魔法」

ニコリと微笑むナツキ。笑みの裏からは殺意を感じられる。それは怒りから発生するもので、男を許す気は一切無いらしい

「別に君が嫌いなわけじゃ無い」

「と言うかそもそも会ったことはない」

「私がこうしている理由は、私の友人を傷付けたから」

「だから君にはそれなりの報復を受けて貰おうと思うんだ」

鎖の力が強くなる。ギチギチと四肢を引き離そうとするかの様に

男は悲鳴をあげる。苦痛、謝罪。そんな声が塔の前で響き渡る

「無駄だよ。君の刑はねぇ、そうだなぁ」

三日月の様な口から楽しげに、殺意を込めて告げられる

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ギャァァァアアアァア！！！！

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