過去と今2 (ページ46)

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vol.92 ページ46

リンはあからさまに動揺していた

なぜリンが動揺しているのかはすぐに分かった

リン『目が……目が見えぬ！貴様っ！我に何をした！』

そう、Aはリンの視界を真っ暗にしたのだ

貴方「……今のは貴方が教えてくださった技です。リン」

リン『何！』

貴方「貴方は私に言いました。

闇は光には勝てないと……その言葉を利用させてもらいました

光が闇に勝てないのなら逆に闇を強くすれば勝てる…

そう思ってたらこの技ができたんです」

リン『ありえぬ！たかが人間が我の言葉を利用して技を創るなどありえぬ！』

貴方「貴方は自分に恐れるものなどないと言いましたが

それは違います。貴方は人間の力をなめすぎています

貴方がたノア一族が一番恐れているのは人間の力です」

リン『……我が人間の力を恐れている……だと？

ふっ……ふざれたことをぬかすな！』

リンは私の気配だけで攻撃をしてきた

リン『我が人間風情のの力などに恐れるはずがない！

こんな人間風情に！人間風情に！』

さっきまでクールに済ましていたリンが別人のようになっていた

貴方「ごめんなさい。リン……ですがもう終わりなんです」

私は「月華」を構え

貴方「一撃必殺……辛亥……「神怒」！」

私は暴走しているリンを斬った