過去と今 (ページ24)

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vol.22 ページ24

歩いているとトマがこんなことを言い出した。

トマ「ウォーカー殿を探すべきでございました。もし、ウォーカー殿が生きてても現れた時本物かどうかわからないです。」

貴方「それは問題ないと思いますよ。左右逆であれば、すぐにわかると思います。」

神田「もし、そんな姿でノコノコ現れたらよほどの馬鹿だな」

私達が話しているときにグゾルとララは急いで角を曲がった。曲がった方を見ると……

貴方「ふたりが……いない！」

神田「にっ、にげやがった！！！……くそあいつらどこに行きやがった。」

しゃがんで見ると彼らの足あとがあった。それが途中の穴で途切れているのを発見した。

貴方「神田さ……」

神田に声をかけたようとすると

トマ「神田殿、後ろ……」

アレンが現れた。……だか、そのアレンの服や武器は左右逆だった。

貴方「左右……逆！」

神田「どうやらとんだ馬鹿のようだな」

アレン偽「カ……ン……ダ……ド……丿」

……？神田殿？私には偽物のアレンがそのように言っているに聞こえた。何か……何かおかしい……

神田「災厄招来！」

貴方「！待ってください！神田さん！」

神田に声をかけたが遅かった。

神田「界蟲一幻！！！無に還れ！」

アクマに向かって攻撃した……が、大きな手によってその攻撃はアクマに届かなかった。

神田&貴方「！！」

そこにいたのは本物のアレンだった。

偽アレン「ウォ、ウォーカー殿」

アレン「君は……」

アレンの偽アレンを見て驚いていた。