過去と今 (ページ18)

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vol.16 ページ18

私達は列車を降りると急いで現地に向かっていた。トマが無線で呼びかけても誰も応答がなかったからだ。

ザザザザザザ

アレン「マテールの亡霊がただの人形だったなんて……」

神田「イノセンスを使って作られたのならありえない話じゃない」

アレン&神田「！！」

アレンと神田が走るのをやめた。辺りには誰もいなく冷たくた感触が伝わってきた。

神田「ちっ……トマの無線が通じなかったんで急いでみたが……殺られたな」

アレン&貴方「………」

神田「おい、お前」

神田が私に声をかけた。

神田「始まる前に言っとくお前が敵に殺されそうになっても任務遂行の邪魔だと判断したら俺は、お前を見殺しにするぜ！」

貴方「っ！」

神田「戦争に犠牲は当然だからな変な仲間意識持つなよ」

貴方「………はい」

しょうがない……これは遊びではない………命がけの任務なのだから……

アレン「……神田そんな言い方！」

アレンが神田に言おうとしたその時！

ドン！！！爆発が起こった。