vol.14 ページ16
貴方「私12歳のころから昔の記憶がないんです。」
アレン&神田「………！」
アレン「記憶を？」
貴方「……はい」
アレン「すみません。辛いことを言わせてしまって……」
貴方「いえ、気にしないでください。元々私が言い出したことですから」
アレンは申し訳なさそうにしていた。すると神田が
神田「………モヤシ」
アレン「！だから！アレンですってば！何回言ったら分かるんですか！」
神田「うるせぇ、喚くな馬鹿がうつる」
アレン「な！なんですって！！」
神田「鬱陶しくて馬鹿みたいに喚くやつを馬鹿と言わずなんと言うんだ」
アレン「さっきから、馬鹿馬鹿って人のことなんだと思ってるんですか！！」
なせが二人は喧嘩をし始めてしまった。
貴方「………ふっ……」
二人のことを見てると笑ってしまった。
貴方「フフ………アハハハハハハ！」
アレン「？Aどうしたんですか？何かおかしいことでも……」
貴方「す、すみませんwwwお二人の喧嘩の内容が面白くてwwwwwすみませんwwアハハwwwお腹痛いwwww」
アレン「……ﾌﾌｯ…よかった、笑顔が見られて…」
貴方「え？」
アレン「Aは、さっきから難しい顔や不安な顔ばかりしていました。多分ですが、僕や神田の足を引っ張らないようにしなければいけないとか考えていたのでしょ」
貴方「それは……」
何も言えなかった。その通りだから。
アレン「だから、さっき神田が僕をわざと怒らせるようなことを言ってくれたんですよ。まぁ空気が重いってこともあったと思いますが…」
貴方「！」
神田「………」
急いで神田の方を向いたが神田は窓の外を見ていた。
嬉しい……こんなに私のことをみていてくれた人はいない。
貴方「アレン、神田さん、ありがとうございます」(ニコ
アレン&神田「………！」
二人の顔が真っ赤になっていた。
貴方「？アレン？神田さん？どうしたのですか？顔が赤いですよ？」
アレン「な、なんでもないですよ！！」
神田「………あちぃ//」
貴方「？」
二人共大丈夫なのだろうか、そんなことを考えながら資料に目を戻す
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 12人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：LUCA | 作成日時：2016年3月24日 10時
