・ ページ25
目を閉じると
校庭で体育をしているクラスの声が
聞こえてくる
それからしばらくした頃に
「えいちゃん、」と
Aの声がしたけど
眠りかけていた俺は
特に何も返事はせず
そのまんまでいた。
「好きだよ」
いつものAからは
想像できないくらいの小さい声が
聞こえたと思ったら
頬に何かが触れる
それがキスだとわかっていたのに
どうしたらいいかわからなくて
気づかないふりをした。
・
「あの時言ってればよかったな」
牧師さんに見守られ
幸せそうにキスを交わす２人を見て
ボソッとつぶやいた。
隣にいたりっくんが聞こえたみたいで
何？って言いながら顔を近づけてくる
なんでもないって苦笑いをして
また視線を戻す
ウェディングドレスを身にまとったAは
びっくりするくらいに、綺麗だ。
一通り式が終わって
外に場所を移動して
友達と楽しそうに談笑する彼女の手が
空いたのを確認して
そっと近寄り後ろから話しかける
話すのは数年ぶりだったから
少しだけ、緊張した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 188人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
＊Remi＊ - 作者さん…すごい、めっちゃ感動する…泣いてしまいました(( (2019年3月16日 13時) (
レス) id: b8dc2c2522 (このIDを非表示/違反報告)
。(プロフ) - 匿名さん» ありがとうございます、私もあなたが大好きです。 (2019年3月3日 0時) (レス) id: 7e2039d77c (このIDを非表示/違反報告)
。(プロフ) - 凛さん» ありがとうございます、とても嬉しく思います！何度も読んでやってください、一緒にいつまでも好きでいましょうね〜 (2019年3月3日 0時) (レス) id: 7e2039d77c (このIDを非表示/違反報告)
。(プロフ) - 花音さん» コメントありがとうございます。花音さんからも、他のYouTuberさんからも、沢山の人から愛されている人ですね。 (2019年3月3日 0時) (レス) id: 7e2039d77c (このIDを非表示/違反報告)
。(プロフ) - まなみさん» ありがとうございます、そんな風に言ってもらえてたのと、自分の書いたことがまっすぐ伝わった気がしてとても嬉しいです。 (2019年3月3日 0時) (レス) id: 7e2039d77c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：グン。
| 作成日時：2017年7月6日 21時
