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「…………………え、」
え？？？
私の思考はフリーズしてしまった。
いやいやいや、フリーズしてる場合じゃない。
えっなに？どういうこと？何でこんなことになってるの？？
訳も分からないまま、私はとっさに思いついた言葉を言った。
「い、…………いつもの仕返しされてる？」
声が裏返ってしまった。恥ずかしい。
そして、あれから黙っていたみっくんがやっと口を開いた。
『……………やっぱり、Aちゃんは鋭いね。』
「……………へっ、」
バレたか〜、なんて言って私から目線を外すみっくん。
………………び、びっくりした…。
今、私の顔はどうなっているんだろう。
「………、」
『Aちゃん？』
「……みっくんもそんな口説き文句のスキル持ってたんだね。」
『…わっ、やり返しだ！』
「このままだとえいちゃんみたいにモテちゃうよ。」
つらつらと言葉が出てくる。
きっと恥ずかしさを紛らわすためだろう。
『Aちゃんごめんね？つい仕返ししたくなっちゃって。』
両手をあわせて謝るみっくん。…あざとい。
「別にいいよ。みっくんがモテるための第一歩だもんね？」
『絶対許してないじゃん！』
「多少許してるよ。」
『多少なの！？』
そう言ってみっくんはいつも通りのリアクションを見せる。
「………ねぇ、みっくん。」
『ん？なぁに？』
みっくんは気にしていないけど、
………もし、私が「いいよ」って言ってたらどうなってたの？
「………、」
『……？ Aちゃん？』
「………やっぱり何でも無いや。ごめんね？」
そんなのこと言える勇気は無かったから
ーそっと心に留めておいた。
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ぱん - このお話面白い！アバとパオパオのコラボ面白いですよね！ (2019年7月31日 23時) (
レス) id: dc7d3b7ef1 (このIDを非表示/違反報告)
甘李(ｱﾏﾘ)(プロフ) - めんま さん» めんまさんありがとうございます！！そう言って頂けて凄く嬉しいです^^ (2019年4月5日 17時) (レス) id: b3cd83392c (このIDを非表示/違反報告)
めんま - めっちゃ面白い！こういうお話大好きです！ (2019年4月5日 12時) (レス) id: 49fccea4bc (このIDを非表示/違反報告)
甘李(ｱﾏﾘ)(プロフ) - やっさんさん» わー嬉しい！(´；ω；｀)ありがとうございます！ (2019年3月25日 22時) (レス) id: b3cd83392c (このIDを非表示/違反報告)
やっさん - このお話大好きで毎日更新されているか見るのが日課になってます！笑 頑張ってください！応援してます！！ (2019年3月25日 20時) (レス) id: 380753c720 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘李(ｱﾏﾘ) | 作成日時：2019年3月21日 0時
