みっくんと写真 ページ2
そら『えー！A、またみっくんと会ったの！？』
そんなそらの大声から一日が始まる。
「だって……最寄り駅一緒なんだもん。」
いーなーいーなー、なんてそらは呟く。
そら『俺もみっくんと会いたーい。』
「あぁ……みっくんと同じ中学なんだっけ？」
そら『そうだよ！ちなみに部活も一緒〜。』
「ふーん……2人で仲良かったの？」
そら『んーん、4人で仲良かったかな〜。』
へぇ……と私は相づちを打つ。
そら『俺とみっくん、……あとはえいちゃんとりっくん！』
でた、またあだ名だ。
…ちなみに私はみっくんの本名を知らない。
初めて会ったとき、『みっくんって呼んで！』
って何故か言われたからだ。
そら『えいちゃんは確かみっくんと同じ高校だよ。いつか会うかもねぇ。』
「えいちゃんさんは同じなんだ…。」
そら『[さん]ってw
……まぁ、りっくんは一人だけ別の高校なんだよね。また会いたいなぁ。』
そらは私の幼馴染だが中学は違うかったため、私はその[えいちゃん]と[りっくん]を知らない。
ふとどこかで会いそうだが。
そら『…あ、今日放課後一緒に帰らない？』
「部活だね。」
そら『もー、つれないなぁ。』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
部活を終えて只今下校中。
ちなみにだけど私は写真部に入部している。
「……夕暮れだ。」
綺麗〜、なんて思って駅に向かった。
「……あれっ。」
いつもはみっくんが先なのに今日はいない。
……っていうか、無意識にみっくんのこと探してる。慣れは怖いな〜。
とりあえずいつものベンチに座った。
「……暇だなぁ。」
私はカバンを漁って、カメラを取り出す。
いつ見ても、綺麗な形。
「よっと…、」
誰もいないので、カメラを目の前に向ける。
電車が通り過ぎる瞬間を撮ろうと、私は待ち構えた。
ーそして、遠くから電車の音が聞こえてくる。
「もうすぐ……。」
ゆっくりとシャッターボタンを押そうとした途端ー、
みっくん『ーAちゃん？』
「えっ」
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ぱん - このお話面白い！アバとパオパオのコラボ面白いですよね！ (2019年7月31日 23時) (
レス) id: dc7d3b7ef1 (このIDを非表示/違反報告)
甘李(ｱﾏﾘ)(プロフ) - めんま さん» めんまさんありがとうございます！！そう言って頂けて凄く嬉しいです^^ (2019年4月5日 17時) (レス) id: b3cd83392c (このIDを非表示/違反報告)
めんま - めっちゃ面白い！こういうお話大好きです！ (2019年4月5日 12時) (レス) id: 49fccea4bc (このIDを非表示/違反報告)
甘李(ｱﾏﾘ)(プロフ) - やっさんさん» わー嬉しい！(´；ω；｀)ありがとうございます！ (2019年3月25日 22時) (レス) id: b3cd83392c (このIDを非表示/違反報告)
やっさん - このお話大好きで毎日更新されているか見るのが日課になってます！笑 頑張ってください！応援してます！！ (2019年3月25日 20時) (レス) id: 380753c720 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘李(ｱﾏﾘ) | 作成日時：2019年3月21日 0時
