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リ「、、、、ちゃん、、」








リ「、、Aちゃん、、、」









ん?









リ「Aちゃん」








『はっ』









リ「あ、やっと起きた〜」









目の前にはイチゴシロップを持ったりっくんがいた。








時計を見ると、あれから30分ほど経っていた。









いつの間にか寝てしまっていたらしい。




なんと情けないことか。









『ごっ、ごめん!私、いつの間にか寝てた、、』









私は愚かにも怪我のことを忘れ、慌てて立ち上がろうとした。






が、当たり前のように右足が痛み、よろけた。









リ「おわっ!危ないよ」









よろけた先にはりっくんがいて思わずしがみついてしまったが、りっくんは優しく受け止めてくれた。









『ご、、ごめんなさい。』









1人じゃどうすることも出来ないので、りっくんにもたれかかるほかなかった。









一応女なので、幼馴染とは言えど異性とこんな至近距離にいるのはとても緊張する。










しかし私は怪我人なので、離して、とも言えなかった。









え?何この時間。









私とりっくんは抱き合った姿勢のまま、沈黙を続けていた。









いやいや、この状況、怪我とは言えどおかしいよね?









リ「、、、ごっごめん」









はっとりっくんが我に返ったかのように私を優しく剥した。









そしてそっと肩に手を回し、もう一度ベンチに座らせてくれた。









ふとりっくんの顔を見ると、りんごのように真っ赤になっていた。









『りっくん?』









ぽーっとするりっくんに声をかけると、りっくんはさらに顔を赤らめ、慌てた様子で話した。










リ「あっAちゃん、え、えいちゃんと仕事やってんだよねっ!





えいちゃんっ心配してるでしょっ!



連絡入れとくねっ」









あからさますぎる態度だと思って、少し吹いてしまった。









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サクラ(プロフ) - シロさん» どういたしまして!作者さんにも生活があるので焦らずゆっくりで大丈夫ですよ!新生活色々とお疲れ様です! (2019年4月17日 22時) (レス) id: 55e0709259 (このIDを非表示/違反報告)
シロ(プロフ) - サクラさん» わーんありがとうございます(;_;)新生活が始まって想像以上にバタバタしているため更新遅れがちですが、今後もよろしくお願い致します。頑張ります! (2019年4月10日 23時) (レス) id: ca73ee35df (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます!!次の展開楽しみですー!頑張ってください!応援してますー! (2019年4月6日 21時) (レス) id: 55e0709259 (このIDを非表示/違反報告)
シロ(プロフ) - ありすさん» 大好きだなんて超絶嬉しいです(;_;)更新頑張りますので、これからもよろしくお願い致します! (2019年3月22日 21時) (レス) id: f7c21e5b1c (このIDを非表示/違反報告)
ありす - このお話大好きです!お忙しいと思いますが応援してます! (2019年3月22日 19時) (レス) id: e597eae0d7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シロ | 作成日時:2019年3月11日 22時

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