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『エイジくんそっちだよね、じゃあね』
神社を中心に、私達の家は反対側に位置していた。
顔を上げて手を振ると、エイジくんも「また明日」と言って向きを変えた。
私もエイジくんに背中を向け、家までの道を歩き出した。
エ「待った。」
後ろから声が聞こえた。
振り返るとエイジくんがこっちまで戻ってきていて、私は頭にはてなマークを並べた。
『どうした?』
エ「いや、普通に考えて夜道に女の子1人にするのは危険すぎるかなって。
良かったら家の近くまで送ってく。」
エイジくんもちゃんとそういうこと考えるんだ、と感心すると同時に、やっぱりちょっとだけ嬉しかった。
「悪いね。」
エイジくんには申し訳ないけど、私には断る理由もなくて、お礼を言って2人で歩いた。
今日はどこまでも快晴で、空には無数の星と大きな月が見えた。
『田舎だとさ、星が綺麗に見えるからいいよね』
エ「うん」
在り来りなことを言っただけだけど、エイジくんは優しく笑って相槌をうってくれた。
昼間よりもぐんと涼しくなったけど、相変わらず風は生暖かった。
本当はエイジくんの方を見たかったけど、月の光に照らされたエイジくんはきっと特別に綺麗だろうから、魅了されてしまうのが少し怖くて見られなかった。
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作者です
バタバタしてしまい、更新頻度が下がってしまい
申し訳ございません( ; ; )
少しでも皆さんにわくわくしながら読み進めてもらえるよう丁度いい頻度で投稿できるように努力しますが、投稿が遅れても、長い目で見て頂けると幸いです
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サクラ(プロフ) - シロさん» どういたしまして!作者さんにも生活があるので焦らずゆっくりで大丈夫ですよ!新生活色々とお疲れ様です! (2019年4月17日 22時) (レス) id: 55e0709259 (このIDを非表示/違反報告)
シロ(プロフ) - サクラさん» わーんありがとうございます(;_;)新生活が始まって想像以上にバタバタしているため更新遅れがちですが、今後もよろしくお願い致します。頑張ります! (2019年4月10日 23時) (レス) id: ca73ee35df (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます!!次の展開楽しみですー!頑張ってください!応援してますー! (2019年4月6日 21時) (レス) id: 55e0709259 (このIDを非表示/違反報告)
シロ(プロフ) - ありすさん» 大好きだなんて超絶嬉しいです(;_;)更新頑張りますので、これからもよろしくお願い致します! (2019年3月22日 21時) (レス) id: f7c21e5b1c (このIDを非表示/違反報告)
ありす - このお話大好きです!お忙しいと思いますが応援してます! (2019年3月22日 19時) (レス) id: e597eae0d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シロ | 作成日時:2019年3月11日 22時