5日間の物語（アバンティーズエイジ）

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まさか、エイジってこの人！



なんて偶然なんだろう。




当の本人も、唖然とした表情でこちらを見てた。




エ「え、あ、誰？」




少し戸惑ったようにその人はりっくんに聞く。





リ「あ〜、この子が幼馴染のAちゃん！


あ、Aちゃん、こいつが昨日話したエイジ！」





りっくんは何故だか誇らしげに私とエイジさんを紹介した。





『あ、鈴木Aです。はじめまして、ではないけど』


リ「え、初めましてじゃないの？」




りっくんが不思議そうに首をかしげる。





エ「いや、今朝この人がバイトのチラシ落として、俺が拾った。」



『今朝は、すみませんでした』





改めてぺこりと頭を下げる。



エイジさんの方を見ると、目が合った瞬間目をそらされた。



ガーン。



今朝のでだいぶイメージダウンだよね。第一印象最悪だ。





ツ「あら〜偶然だね。まさか2人で会ってたとは！」



エ「んだよ、その言い方(笑)」




ぶっきらぼうにエイジさんがみっくんを叩く。






あ、そうだ、バイトのチラシといえば。







『あ！あのね、みんなに言いたいことあって！』







ちょうどりっくんもお盆に麦茶と大量のお菓子を乗せて、部屋に戻って来たときだった。



部屋の真ん中にある小さなちゃぶ台にチラシを置く。







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