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6 ej.side ページ6
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「________ってなわけで、Aちゃんと仲良くなれたの!」
トイレの帰りに ちょうど階段を通りかかった俺は、購買での話を聞いた。
隣で にやにや しながら相槌を打つツリメが気持ち悪い。
仲良くなれたかどうかなんて知らないけど、
そらが...秋山さん?のことを名前で呼んでいるあたり、本当の話なんだろう。
そりゃよかったな、と苦笑い。
どうやら話し足りない様だったけど、
『...もう昼休み終わるけど?』
「えっっ、やばい、そら 急ご!」
「えぇ、じゃあ...えいちゃん放課後!」
返事しようとして用事を思い出す。
『あー、ごめん、今日バイトの面接だったわ』
それはしょうがないね、次は落ちないように頑張んなよ、と声をかけてくれた。
ふたりが教室に戻っていくのを見届けつつ、放課後のことを考えながら 俺も教室へと急いだ。
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作者名:めじををを | 作成日時:2017年9月29日 4時