バレー部の愛が重くて困ってます。4【ハイキュー】

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｢集合！整列！｣




｢相手に飲まれず自分のペースでいけ！｣



｢君たちは強いです！！！｣







｢｢｢｢烏野ーファイ！！！｣｣｣｣







ピーッという笛の合図で第1回戦、常波との試合が始まった。





『ちぇー。わたしもベンチで見たかった。みて？すごい楽しそう』




観客席に座っている及川さんにベンチを指さしながらそう言った。




及川｢どうでもいいんですけど。とりあえずこっちこっち｣



チョイチョイと手招きをされ、近づく。



するとぐいっと腕を引っ張られ、私はあっという間に及川さんの腕の中にすっぽりとハマった。




『？…って私枕じゃないんですけど！！これじゃあ私試合見れない！！』




及川｢しーらない！｣




『ほんとにマジで頼みますからほんとに離して』





及川｢…そんなに俺の事いや？！｣





『っ……』





及川｢…って顔あっか。照れ隠しだったんだ？可愛いとこあんじゃん笑｣



私の顔を覗きこんだ後及川さんがそう言った。





『うるさいです……っかおみないで、』






そう言っても及川さんはじーっとみてくるので顔を見られないように及川さんに抱きついた。





及川｢ちょっとまって見ない！みないから今抱きつかないで、！俺が死ぬ！！｣






『…ふ。照れてるんですか？先輩にも可愛いとこあるんですね笑』




ニヤリと笑って及川さんを見ると



及川｢ﾋｭｯ｣




という喉が閉まる音と共に及川さんはぐったりしてしまった。








『……え死んだ？』

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