検索窓
今日:19 hit、昨日:29 hit、合計:224,069 hit

page108 ページ8

次の日の放課後





日直「さようなら!」




『「「「さようならー!」」」』



バンッ!!



『「「「「「!?」」」」」』



帰りの挨拶が終わると同時にドアがばんっと勢いよく開かれた。



そしてズンズンと入ってくる長身長の男。



その長身の男は私の前で止まったと思いきや「ん」と手を差し出してきた。





『この手は何かな飛雄』





飛雄「繋がねえと逃げるかもしれないだろ。早く部活行くぞ!」



そう言って目を輝かせながら私の手をとり引っ張った。


バレーが好きなのはいいんだけど恥ずかしいからやめて欲しい。




『逃げないから…』



山口「ちょっと待ってよ!」




逃げないから離して、そう言おうとするとグッチーの大きな声が聞こえてきた。




『あ、グッチー!』



月島「いきなり入ってきたかと思えばなんなのおまえ」



『ツッキーも!どしたの?』



2人はなんだか怒っている様子だった。





影山「なんだよ。部活に間に合わねえだろ」



イライラしたように飛雄がこたえた。



月島「いやまだ部活始まるまで30分以上あるから。とりあえずその手離してくんない?」



山口「そーだそーだ!Aの手を離せ!」




影山「なんで離さなきゃいけないんだ?」




次第に3人の声が大きくなりクラスの視線が集まる。




山口「俺だってAと手繋いだことないのに!」




影山「?繋ぎてえなら繋げばいいだろ?」





『(あれ、これ喧嘩なのでは…?)』




月島「そんな簡単な話じゃないから…」




影山「なんだよ、お前も繋ぎたいのか?」




月島「そうは言ってないデショ!!」




今まで冷静だったツッキーがいきなり大声を出したためさらにクラスの視線が集まった。






『…言い合いなら体育館でしてくれないかな…!?』

page109→←page107



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (189 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
597人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , 愛され , 逆ハー
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ほかほかごはん(プロフ) - そらにさん» そらにさんコメントありがとうございます!嬉しいお言葉ありがとうございます🥲公開しましたので良ければどうぞ…! (4月2日 20時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
そらに(プロフ) - 初コメ失礼します!ストーリがとても面白くてつい一気読みしてしまいました...!!事情アリでしたら申し訳ないのですが、続編の4.5って公開はしないのでしょうか?続きが物凄く気になります!! (4月2日 12時) (レス) id: 4d9eb199b3 (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - URAN٩( ᐛ )وさん» そんな…!!私にはもったいないお言葉です💦でもありがとうございます!!代わりにと言ったらなんですが、私の心臓捧げます😹 (2022年10月17日 1時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - sminminさん» コメント、応援の言葉ありがとうございます😚🙏限界超えていきますのでこれからも末永く〜🙏 (2022年10月17日 1時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
URAN٩( ᐛ )و - 余裕で心臓10個ぐらいぶっ飛んだわ!そんくらい素敵な小説ですっっ主様本当に尊敬します!!今後も頑張ってください!続き待ってます。 (2022年10月10日 1時) (レス) @page3 id: 38df0baeed (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ほかほかごはん | 作成日時:2022年8月6日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。