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昼休み










『ぐんっぐんっぐぐんぐんっ。ぐんぐんよーぐるとっ〜』











「それ、なんの歌だ?」







『ひっっっ……びっくりした…!!いるなら言ってよ心臓に悪いから…!てかここで何してるの…!!』










先程まで、ツッキーとグッチーと教室にいた私だが、ふたりが御手洗に行ってしまったので、その隙に飲み物を買おうと外に出ていた。





自販機前でオリジナルソング(適当に作った歌)を歌いながら飲み物を選んでいると後ろから突然声をかけられる。




その声の正体は影山くんだった。






「ぐんぐんグルト買おうと思ってここに来ただけだ。別に俺は悪くねえだろ。」






『お、おっしゃる通りです…』








影山くんの正論パンチにぐうの音も出ない。







しかし何だか悔しくてうぐぐと意味もなく影山くんを睨みつけていると、自販機の裏から聞き覚えのある声が聞こえてきた。










「もう一本お願いします!」





「おっけーい」








『この声は!!』






『ごめんちょっと行ってくるー!』





「おう」






影山くんに断りを入れてから、私はその声の元へと走り出した。







「(…俺なんで睨まれたんだ?)」





……




『翔陽ー!菅原先輩ー!』




名前を呼びながら、2人の元に駆け寄る。


私の声を聞いた2人は、手を止めてこちらを見た。






「Aか〜!あ、そこ段差あるから気をつけろよー!」






『はーい___わっ!!!?』





時すでに遅し。




段差の存在を認識した時には既に足が突っかかっており、私の体は前に投げ出される。






『(おわったー…)』





これ絶対顔面ダイブするじゃん。




私は反射的に目を瞑る。





そしてそのまま私はボブっとなにかに突っ込んだ。



……思ったより痛くない?






なぜか菅原先輩の「お〜…!」という感心した声が聞こえてくる。







目を開けると、視界いっぱいに翔陽の顔が映った。








「セーフ…!!危ないから気をつけろよな!」








どうやら翔陽が抱きとめてくれたようだ。

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作品ジャンル:恋愛
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ほかほかごはん(プロフ) - 五十鈴さん» コメントありがとうございます!更新させていただきました😌 (4月21日 23時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
五十鈴 - 更新待ってます✨ (4月20日 9時) (レス) @page36 id: 8d4549b14c (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - ssatsuki592@gmail.comさん» コメントありがとうございます!嬉しい限りです🥹 (4月6日 20時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
ssatsuki592@gmail.com(プロフ) - 続き楽しみにしてます!こんな感想書いてすみません! (4月5日 11時) (レス) @page20 id: 350087d17e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ほかほかごはん | 作成日時:2024年3月7日 23時

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