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教室に入ろうとドアを勢いよく開け、一歩踏み出すと…



『ヘブシ』



目の前には立ちはだかる大きな壁__





…ではなく、背の高い緑髪の生徒に勢いよくぶつかってしまった。





「びっっっっ…!?くりした…」


『いでて…』


「…馬鹿なの」



すごく驚いている緑髪さんと呆れる金髪さん。


先程鉢合わせてばっかの2人はどうやら同じ1年生だったみたいだ。



そんなことよりも……




こんな短時間で3回も接触するって…





『…なんか運命な気がしてきた…!』


「……え???」


「やっぱり馬鹿じゃん…」




……







「改めて山口忠です…!よ、よろしくね…?」



『Aです!よろしくね!あとさっきはぶつかってごめん…!前見てなかった…』



「えっだ、大丈夫だよ!」



「山口が君にぶつかるのは分かるけど君が山口ぶつかるのは意味が分からなすぎるでしょ」


鼻で笑いバカにしたようにこちらを見る金髪くん。



…え、今鼻で笑われた?




しかも遠回しにちっちゃいって言われた…??
え言ったよね???






……落ち着こう。
もう高校生なのだ。こんなことでいちいち…


「鈍臭いと色々と苦労しそうだよね」


『そんなに言う!?今すっごいムカついた!!』


結局我慢出来ず、つい突っかかってしまった。




「すっ、素直だね…!?」








『てか君自己紹介は!?』



「だれが君みたいなちんちくり「ツッキーの名前は月島蛍!身長は188cmもあるんだ!」うるさい山口!」


「ごめんツッキー!」



面倒くさそうにする月島くんの代わりに山口くんが月島くんの自己紹介をする。



…絶対今月島くん嫌味言おうとした。
というかちんちくりんって聞こえたし。


そしてなんで山口くんが…!?と思ったが、これが2人の日常っぽいので触れないことにした。



『それより身長188って言った!?四捨五入したら2mじゃん!?』



「…ほんとに馬鹿なの?なんでそうなるの??」


「お、落ち着いてツッキー!」


「うるさい山口」


「ごめ以下省略」



…この流れ、いつもやってるのかな?

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作品ジャンル:恋愛
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ほかほかごはん(プロフ) - 五十鈴さん» コメントありがとうございます!更新させていただきました😌 (4月21日 23時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
五十鈴 - 更新待ってます✨ (4月20日 9時) (レス) @page36 id: 8d4549b14c (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - ssatsuki592@gmail.comさん» コメントありがとうございます!嬉しい限りです🥹 (4月6日 20時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
ssatsuki592@gmail.com(プロフ) - 続き楽しみにしてます!こんな感想書いてすみません! (4月5日 11時) (レス) @page20 id: 350087d17e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ほかほかごはん | 作成日時:2024年3月7日 23時

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