検索窓
今日:108 hit、昨日:206 hit、合計:23,353 hit

page22 ページ22

「大地さんがうったボールをどしゃっと!?!?」




「悪ぃ大地!」


「いや!俺こそすまん!にしてもほんと凄いな…女子が飛べる高さじゃないだろいまの…」


「それな〜!?俺らも反撃するべ…!!」


「おう!」





そしてサーブ3回目。




3球目もジャンプフローターでいったがまた少し回転がかかってしまった。



『上手くいかないい!!!』



そう叫びながら私はコートの中へと戻る。



「十分うめえよ…?」



と引き気味で田中先輩に言われたが気にしないことにした。




「うっし!」


「ナイス大地!ラスト頼んだ!」


「任せろ!」



「ワンチィィイ!」




田中先輩が澤村先輩のボールをワンチしてくれる。



そのボールはコート外まで吹っ飛んだが、落とすまい、とボールを追いかける。


そしてギリギリのところであげ、田中先輩がいるところにボールは落下していった。



「あれ届くのかよ…!」


「くるぞくるぞ!」




『はい!!』




「すまんちょっとミスった!!!」




田中先輩があげたボールは高く、ネットすれすれに落ちていく。


決して打ちやすいボールではない。


先輩もミスった、と言っていた。



しかし私はそうとは思わない。




上がっていれば全てこっちのもんだ。




『バッチリです!!ありがとうございます!!』




どんなボールでもそのボールならではの戦い方を探せばいいだけの話。




私はブロックに飛んだ菅原先輩の指先に、勢いよくボールを当てた。


見事そのボールは遠くへと吹っ飛ばされ、再びこちらの得点となった。





「お、よ、よくやった!!!!」



『やったあ!田中さんもトス打ちやすかったです!』



「お、お、おう!!ありがとな!!」






縁下「点差開いてってるな」


木下「こんなことあんだな…」




「俺…わざと指先当てられた…」


「……まじかよ。…いやでもまだ逆転できる。大丈夫だ。」







この後、3年生の連携も凄かったが田中先輩の活躍によりギリギリだけど何とか勝てた。





「次行くべ!次田中チームと縁下チームだけどA大丈夫かー?」




『…その事なんですけど…』



「ん?Aどうかしたのか?」



『2回目のジャンフロの着地の時に足首捻っちゃって…』



「「「「え''っ」」」」



『すみません…』



「Aちゃん足見せて」



焦ったように清水先輩が駆け寄る。




「…!腫れてる…」

page23→←page21



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (42 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
179人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , 愛され , ヤンデレ   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ほかほかごはん(プロフ) - 五十鈴さん» コメントありがとうございます!更新させていただきました😌 (4月21日 23時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
五十鈴 - 更新待ってます✨ (4月20日 9時) (レス) @page36 id: 8d4549b14c (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - ssatsuki592@gmail.comさん» コメントありがとうございます!嬉しい限りです🥹 (4月6日 20時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
ssatsuki592@gmail.com(プロフ) - 続き楽しみにしてます!こんな感想書いてすみません! (4月5日 11時) (レス) @page20 id: 350087d17e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ほかほかごはん | 作成日時:2024年3月7日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。