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ワクワクドキドキな気持ちで潜った校門
入学を歓迎してくれているかのような桜の舞
私は軽い足取りで正面玄関へと向かう。
クラス確認したら早速教室に行って元気よく挨拶!!
目指せ初日で友達10人!!
そこまでシュミレーションしていた私の学校生活はここまでは順調だった。
そう、ここまでは。
ドンッ
誰かがぶつかってきた。
後ろからの衝撃のせいで前に吹っ飛ばされる。
『(やばい、転ぶ…!)』
このままでは顔面から地面にダイブしてしまい、顔に絆創膏を貼ることにでもなったら不良だと勘違いされかねない。
それにこんな大勢の中転ぶなんて恥ずかしすぎる…!
私は咄嗟に前の人に抱きついてしまった。
「ちょ…いきなりなんなの…」
『いきなりすみませ……ってさっきの…!!』
「ゲッ……」
『…』
露骨に嫌な顔をされて少し凹む。
そんな彼の態度に傷つきつつもこれ以上嫌われたくないので私は急いで彼から体を離した。
「あれ?落し物拾ってあげた子…だよね?」
「チョット、不用意に変なのに絡むのやめて。早く行くよ」
「え!?まっ、まってよー!」
私のことを''変なの''呼ばわりした彼は隣にいた友人を引き連れてそそくさとどこかに行ってしまった。
『心外…』
こんな短期間で2回も遭遇したのだから仲良くなれるかと思ったけどまさかあんな態度取られるとは。
先程と違い私は少し重い足取りで教室へと向かった。
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ほかほかごはん(プロフ) - 五十鈴さん» コメントありがとうございます!更新させていただきました😌 (4月21日 23時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
五十鈴 - 更新待ってます✨ (4月20日 9時) (レス) @page36 id: 8d4549b14c (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - ssatsuki592@gmail.comさん» コメントありがとうございます!嬉しい限りです🥹 (4月6日 20時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
ssatsuki592@gmail.com(プロフ) - 続き楽しみにしてます!こんな感想書いてすみません! (4月5日 11時) (レス) @page20 id: 350087d17e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ほかほかごはん | 作成日時:2024年3月7日 23時