Lv.37＿使い魔先生 ページ38
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みんながそれぞれ可愛い使い魔やかっこいい使い魔を出していく中ピンクくんの番になった。
ドドンと見るからにすごい使い魔を出すピンクくん。
そしてとうとう次はイルマくんの番になった。
不安そうにするイルマくんに私までソワソワしてしまう。
が、いきなり笑顔になった。
周りは余裕だな、と言っているが私にはイルマくんの考えていることが分かってしまった。
いやもう、なんか、痛いくらいにわかる。
ここで何も出来なければ退学させてもらえるのではないかと、
そしてあわよくば人間の世界に生還しようと考えている。
絶対そうだ。
そんな気がする。
チラッとカルエゴさんを見てみるととっても不機嫌だった。
おっかない顔がもっとおっかなくなってるよ。
その顔がなんだか面白くてずっと見ているといきなり上半身が消えた。
……上半身が消えた？
イルマくんの方を見てみるとカルエゴさんの上半身が魔術陣から生えて？いるでは無いか。
そして慌てたイルマくんが先生を救出しようと下半身を押すと、カルエゴさんは可愛らしいコウモリ……いや鳥？になった。
使い魔にされたカルエゴさん本人も、使い魔にしたイルマくんも周りも何が何だかでビックリしていた。
それは私も例外ではない。
カルエゴさん(仮)が｢今すぐ契約を解除しろ！｣とイルマくんに詰め寄ったが、電撃のようなものが直撃して飛んでいたカルエゴさん(仮)がその場に落ちてしまった。
恐らくこれが先程説明されていた''主人に歯向かうと罰が下る''みたいなやつだろう。
周りの悪魔は感心していたが私はカルエゴさんが心配のあまり、倒れて動けなくなったカルエゴさん(仮)の元に駆け寄った。
注目されるのもピンクくんに会うのも嫌だけどカルエゴさんは命の恩人だ。
私もなにかカルエゴさんにしてあげたい。
｢Aちゃん！？｣
｢貴女は…｣
『わ、私ちょっとサリバン様のところ連れていくね』
イルマくんと一緒に行こうと思ったが、ピンクくんに話しかけられそうになり慌ててカルエゴさん(仮)を持ってその場から逃げ出した。
ごめんねイルマくん。
ピンクくんも嫌いなわけじゃないけど...
ちょっと今は心の整理をする準備が欲しいかな。
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ユノン - ほかほかごはんさん» オチはダリ先生がいいです！ (2023年1月30日 12時) (
レス) @page42 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - ユノンさん» ユノンさんコメントありがとうございます。更新いたしましたのでお手隙の際に是非読んでいたたけるとうれしいです😌 (2023年1月27日 14時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 続きが気になる！ (2023年1月27日 8時) (レス) @page19 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - ルーミアさん» ルーミアさんコメントありがとうございます✊参考にさせていただきます！ありがとうございます😌 (2023年1月25日 14時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - もち明太子チーズさん» もち明太子チーズさんコメントありがとうございます☺️それは大変ですね…🙄できるだけ更新させていただきます…！ (2023年1月25日 14時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほかほかごはん | 作成日時：2023年1月21日 19時
