Lv.45＿叫んでみる？ ページ46
『...身体チェックとか言って私欲の為に女子生徒の身体を触ったって言いふらしますよ』
｢う〜んそれは困るなぁ…｣
『じ、じゃあ離してください』
｢それは無理な話だね｣
自分が出来る範囲で精一杯睨みつけるが大人の...いや悪魔の余裕だろうか、ものともしない。
｢そもそもAさん、言いふらせるの？｣
『...といいますと？』
｢僕がここで君を食べてしまえば、君は言いふらすことはおろか、誰一人に悟られずにその身が果てるけど｣
笑顔でなんてことを言うんだこの先生は。
しかもなんか顔を近づけてきている。
近い近い近い。
そのまま首元に顔を埋める先生。
ふわっと大人の匂いがしてドキッとした。
...単純とか言わないで。
あいらぶいけめんなの。
｢匂いを消しているみたいだけどさすがにこの近さだと分かるね。...とてもいい匂いがする｣
『へ、変態！！淫乱！！えっち！！』
迫真の演技でそう言いながらじたばた暴れてみるが簡単におさえつけられてしまう。
｢ボキャブラリーの無さ笑｣
『離してください……！！！』
｢あ〜こらこら！暴れると埃が舞うでしょ！｣
＿＿じっとしていなさい。
耳元でそう言われてしまえば私は動きを止めるしかなかった。
だって声がいいんだもん。
反則です。さすが2次元...。
『...大声で助けを呼べばダリ先生捕まりますよ』
｢んー…じゃあ叫んでみる？｣
『いいんですか？本当に捕まりますよ』
｢わかっていないようだから教えてあげるけど、君の声が誰かに届くことは無い｣
『え...？』
｢さっき言ったでしょ？ここなら誰も邪魔されないってね！昔使ってた師団の関係でここは防音室になっているんだ。オマケに校舎のハズレだから人通りも少ないしね。｣
｢ここに来るのはよっぽどの変人か道に迷ったヒトくらいじゃないかな〜｣
ダリ先生はそう付け足すと、私の服に手をかけた。
コンコン
｢すみませーん｣
ドアのノックとともにそんな声が聞こえてくる。
もうすぐで背中に触れられそうになったところで先生はピタリと手を止めた。
｢誰もいないのかな...？｣
｢イルマ様！やはりこんなやつ置いて2人で探しに行きましょう！！｣
｢Aどこー！！あーそぼー！！｣
扉の向こうから話し声が聞こえる。
この声は...
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ユノン - ほかほかごはんさん» オチはダリ先生がいいです！ (2023年1月30日 12時) (
レス) @page42 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - ユノンさん» ユノンさんコメントありがとうございます。更新いたしましたのでお手隙の際に是非読んでいたたけるとうれしいです😌 (2023年1月27日 14時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 続きが気になる！ (2023年1月27日 8時) (レス) @page19 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - ルーミアさん» ルーミアさんコメントありがとうございます✊参考にさせていただきます！ありがとうございます😌 (2023年1月25日 14時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - もち明太子チーズさん» もち明太子チーズさんコメントありがとうございます☺️それは大変ですね…🙄できるだけ更新させていただきます…！ (2023年1月25日 14時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほかほかごはん | 作成日時：2023年1月21日 19時
