丗捌 ページ38
後は鳴女ちゃんだけ。
『鳴女ちゃん。』
「私はその手には乗りませんよ…」
……鳴女ちゃんは一筋縄ではいかなそうだ。
『えー…今日任務行かせてくれたら今度丸一日鳴女ちゃんと音楽のお勉強する日を決めようと思ってたのに…』
だめか…と呟くと、鳴女ちゃんは少し考えた後今日だけですよ…と言って任務がある場所の近くに飛ばしてくれた。
前言撤回。やっぱりみんなちょろい。
『任務前に疲れた…』
「オマエ、大変ダナ。ぴぃ」
『幸せならOKなんですよ』
「ハ?」
……
……
……
少し歩くと、甘味処が目に入った。
今日の合同任務の人との待ち合わせ場所だ。
中に入ると見覚えのある羽織が見える。
…まさかね。いやまさかそんなはずは無い。
『ノスケ…』
「ナンダ」
『一応確認なんだけどさ。今日一緒に任務する人って…』
「柱ダ」
……勘違いじゃなかった…。
初任務で柱と合同とか普通に考えてやばいよね?
オワリじゃん。
もしや御館様殺意マシマシ?私の事殺す気じゃん。
そんな事を考えているといつの間にこちらに来たのか、赤毛の人に声を掛けられた。
「君が今日共に行動するAで間違いないだろうか!」
声のした方を見ると、(色んな意味で)熱そうな男の人が目の前に立っていた。
炎のような羽織を羽織っており、腕組みをしてこちらを見ている。
その目は乾くんじゃないかと心配になるくらいカッと開いていた。
『は、はじめまして!もぶAともうします!はつにんむで足をひっぱってしまうかもしれませんが頑張ります!』
大きな声で挨拶をする。
「うむ。俺は煉獄槇寿郎という!強い隊士が来ると聞いていたのだがまさか子供だったとは!よもやよもやだ!」
対抗するように彼も大きな声で挨拶をしてくれた。
「今日はよろしく頼む!」
そう言って手を出してくれる。
え?握手しろってこと?え?いいんですか?え、っいくらですか??え!?タダ!?ほんとに!?ありがとうございます😭😭😭生きててよかった😭😭😭
てか煉獄ぱっぱ尊すぎるだろ!!若い!!やばい!!煉獄さんそっくりだ!!いやこの方も煉獄だけど!!もうだめだクソデカ感情が邪魔して握手できねえ!!!
「む?大丈夫か?」
『あっ、だ、だづ、だいじょうぶですこちらこそよろしくおねがいします』
「うむ!任務まで少し時間がある!作戦の確認も兼ねてここで何か食べていこうではないか!」
私はその言葉に頷いた。
783人がお気に入り
「鬼滅の刃」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
虹心(プロフ) - コメント失礼します!とっても面白いこの小説が大好きです!続き楽しみにしてます! (2月5日 15時) (レス) id: 62f09173e9 (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - ツバキさん» コメントありがとうございます!更新おまたせしました、全然完結じゃないです!😹亀更新ですがこれからもよろしくお願いします😚 (1月17日 17時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - lokilokiさん» コメントありがとうございます!プレイリストがなにか存じ上げませんがありがとうございます笑。今後ともよろしくです🫶 (1月17日 17時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ(プロフ) - 面白すぎて一気見ました!!さいこうです!連載状況が完結となっていますが、これで完結なのでしょうか?個人的には続きが気になるので更新楽しみにしてます! (12月31日 17時) (レス) @page13 id: 340cc653a8 (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (11月10日 20時) (レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ほかほかごはん | 作成日時:2023年3月17日 0時