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無惨との話が終わると琵琶の音が鳴る。
そして上弦が集められた。


え。まってまって、まさかさっきの言うつもりじゃないよね?

無惨を見ると目が合い何かを企んでるような笑顔を向けられた。


『(オワタ…?)』

絶対言うじゃん…。



「こいつは私の娘だ。こいつを少しでも傷つけてみろ。命はないと思え」


「「御意」」


皆が頭を垂れて返事をする。


私はと言うと放心状態である。



…だって人の心なんてなさそうな、しかも推しからそんなこと言われて頭撫でられるんだよ?



死ぬて…



そんな私に構わず無惨様が鳴女。と呟く。
途端寝室に飛ばされた。



それでも私はしばらく放心状態だった。









上弦の壱、弐、参と無惨だけがその空間に残った。


「小娘は生かしておくことにした。」


「無惨様〜何かいい事でもありました〜?」


無惨の言葉に童磨がにこにこしながら言った。


「何故そう思う?」


この回答にはその場の皆が驚いた。

普段の彼ならば、許可なく喋った者は理不尽な事を押し付け、黙らせていたのだから。


「無惨様が…満ち足りた…様子であったため…、此方の思い違いならば申し訳ない…」

童磨の代わりに黒死牟が答える。


「ほう?実はあの娘に対して色々分かったことがある。それを利用すれば彼岸花が見つかるかもしれない。ついでに産屋敷も見つけ出せるだろう。そうしたら私の手で殺してやろう。」


無惨が嬉しそうに言う。


ここにAが居たらきっとこういうだろう。

''私を利用して人を殺すな''と。


「なるほど!あの娘の力はどのようなものでしょうか〜?」


相変わらず質問が多い童磨。
でも無惨はその質問を待ってたかのように答えた。


「小娘はまだ6歳。しかしそこら辺の人間に劣らない強さを持っている。それだけでなく六感のようなものを持っているそうだ。

そこであいつを最終選別に行かせることにした。
従って黒死牟、猗窩座。貴様らでそれに合格出来るような強さを身につけさせろ」



「期間をお聞きしてもよろしいでしょうか」
猗窩座がそう言うと無惨はニコリと笑って5本指を立てる。


「5ヶ月後に最終選別があるそうだ。分かるな?私は長くは待てない」


その言葉に2人は「御意」と返事をした。



「無惨様…ひとつ…お聞きしても…?」


「なんだ?」


「第六感とは…一体どのようなものでしょうか…」

肆→←弐



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虹心(プロフ) - コメント失礼します!とっても面白いこの小説が大好きです!続き楽しみにしてます! (2月5日 15時) (レス) id: 62f09173e9 (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - ツバキさん» コメントありがとうございます!更新おまたせしました、全然完結じゃないです!😹亀更新ですがこれからもよろしくお願いします😚 (1月17日 17時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - lokilokiさん» コメントありがとうございます!プレイリストがなにか存じ上げませんがありがとうございます笑。今後ともよろしくです🫶 (1月17日 17時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ(プロフ) - 面白すぎて一気見ました!!さいこうです!連載状況が完結となっていますが、これで完結なのでしょうか?個人的には続きが気になるので更新楽しみにしてます! (12月31日 17時) (レス) @page13 id: 340cc653a8 (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (11月10日 20時) (レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ほかほかごはん | 作成日時:2023年3月17日 0時

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