検索窓
今日:165 hit、昨日:96 hit、合計:296,160 hit

Lv.97_スージー先生 ページ47

『お説教は嫌だったけど久々に3人でゆっくりお話出来て良かったです、!』


「「(だからそういう所だよ)」」


『……?』


「……またいつでも来てね」


「俺は一応担任だからな、少しだけなら頼ってもいい。少しだけな」


Aの笑顔を見ると何も言えなくなる2人であった。






『あ!!イルマくんとの約束忘れてた!!』


「なんのお約束?」


「あんなやつ放っておけ」


『今日授業で壁とかぶち壊しちゃったから…お掃除一緒にやろうって…』


「あらら…。きっと許してくれるよ」


「まず壁をぶち壊すな」


『もーこんな時間までお説教するからですよ!!』


「ん?」「あ?」


『なんでもないですありがとうございました』




また説教が長引きそうだったので走って逃げてきた。



「あいつは全く…」


「…僕たちがきちんと守ってあげないとね。もちろん他の生徒も。」


「…あぁ。」




...





迷子になりそうになりながらも何とか植物塔付近についた。


しかしそこはもう綺麗にされていて、ガラスの破片何一つなかった。


『遅かった…』


「ふいっ。Aさんね。どうしたんですか〜?」



後ろから声をかけられ振り向くと、魔生物の先生が居た。


相変わらず可愛い。



『わっ!えと、す、スムージー先生!』


「スージーです。ふぃっ。」


『あ、ごめんなさい…』


「大丈夫ですよ〜。」


『あの、ここの掃除ってイルマくんがやりましたよね、?』


「そうよ。ふぃっ」


『イルマくんがどこにいるか分かりますか…?』


「ふいっ。ごめんなさい、分からないわ〜」



でも、Aさんのこと探してましたよ〜。
そう付け足され、私はお礼をしてから校内に戻る。


ス魔ホで連絡しようとポケットに手を入れるがどこにも見当たらない。



どうやら梅の花を咲かせた際に落としてしまったようだ。


せっかくサリバン様に頂いたス魔ホ。


あの方なら新しいの躊躇なく買ってくれそうだけど、それは嫌。


クララちゃんの能力は……良くない。
仮にクララちゃんの能力を使ったとしてデータとかも最初からになるのは痛いし。

探すしかないっか。


植物塔の梅の木の下らへんにつくと、そこには綺麗な景色と共に…




沢山のゴミが捨てられていた。




『ひ、ひどい…』



空が暗いせいもあるだろうけど、なんだか梅の木が悲しがっているように見えた。

Lv.98_用務員→←Lv.96_説教



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (146 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
343人がお気に入り
設定タグ:魔入りました!入間くん , 愛され , 魔入間   
作品ジャンル:ラブコメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ねこまくん - この作品大好きです!!尊すぎて夢主ちゃんが心臓破裂する前に心臓が破裂しそうです………! (9月17日 7時) (レス) @page15 id: 18b89fe2f6 (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - にゃーちゃんさん» にゃーちゃんさんコメントありがとうございます!めちゃくちゃ嬉しいです🥺今後もダリ先生との絡み増やしていくつもり(というか下書きには既にある)ので乞うご期待下さい🫢 (2023年2月8日 22時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - 初コメ失礼します!面白くて、一話から一気読みしてしまいました!個人的にダリ先生の絡みが今のところ好きです…!教師陣大好きなので、他の人との絡みも楽しみにしてます!更新頑張って下さい! (2023年2月3日 22時) (レス) @page14 id: fd6863f2a6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ほかほかごはん | 作成日時:2023年2月2日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。