Lv.97_スージー先生 ページ47
『お説教は嫌だったけど久々に3人でゆっくりお話出来て良かったです、!』
「「(だからそういう所だよ)」」
『……?』
「……またいつでも来てね」
「俺は一応担任だからな、少しだけなら頼ってもいい。少しだけな」
Aの笑顔を見ると何も言えなくなる2人であった。
『あ!!イルマくんとの約束忘れてた!!』
「なんのお約束?」
「あんなやつ放っておけ」
『今日授業で壁とかぶち壊しちゃったから…お掃除一緒にやろうって…』
「あらら…。きっと許してくれるよ」
「まず壁をぶち壊すな」
『もーこんな時間までお説教するからですよ!!』
「ん?」「あ?」
『なんでもないですありがとうございました』
また説教が長引きそうだったので走って逃げてきた。
「あいつは全く…」
「…僕たちがきちんと守ってあげないとね。もちろん他の生徒も。」
「…あぁ。」
...
迷子になりそうになりながらも何とか植物塔付近についた。
しかしそこはもう綺麗にされていて、ガラスの破片何一つなかった。
『遅かった…』
「ふいっ。Aさんね。どうしたんですか〜?」
後ろから声をかけられ振り向くと、魔生物の先生が居た。
相変わらず可愛い。
『わっ!えと、す、スムージー先生!』
「スージーです。ふぃっ。」
『あ、ごめんなさい…』
「大丈夫ですよ〜。」
『あの、ここの掃除ってイルマくんがやりましたよね、?』
「そうよ。ふぃっ」
『イルマくんがどこにいるか分かりますか…?』
「ふいっ。ごめんなさい、分からないわ〜」
でも、Aさんのこと探してましたよ〜。
そう付け足され、私はお礼をしてから校内に戻る。
ス魔ホで連絡しようとポケットに手を入れるがどこにも見当たらない。
どうやら梅の花を咲かせた際に落としてしまったようだ。
せっかくサリバン様に頂いたス魔ホ。
あの方なら新しいの躊躇なく買ってくれそうだけど、それは嫌。
クララちゃんの能力は……良くない。
仮にクララちゃんの能力を使ったとしてデータとかも最初からになるのは痛いし。
探すしかないっか。
植物塔の梅の木の下らへんにつくと、そこには綺麗な景色と共に…
沢山のゴミが捨てられていた。
『ひ、ひどい…』
空が暗いせいもあるだろうけど、なんだか梅の木が悲しがっているように見えた。
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ねこまくん - この作品大好きです!!尊すぎて夢主ちゃんが心臓破裂する前に心臓が破裂しそうです………! (9月17日 7時) (レス) @page15 id: 18b89fe2f6 (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - にゃーちゃんさん» にゃーちゃんさんコメントありがとうございます!めちゃくちゃ嬉しいです🥺今後もダリ先生との絡み増やしていくつもり(というか下書きには既にある)ので乞うご期待下さい🫢 (2023年2月8日 22時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - 初コメ失礼します!面白くて、一話から一気読みしてしまいました!個人的にダリ先生の絡みが今のところ好きです…!教師陣大好きなので、他の人との絡みも楽しみにしてます!更新頑張って下さい! (2023年2月3日 22時) (レス) @page14 id: fd6863f2a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ほかほかごはん | 作成日時:2023年2月2日 0時