Lv.89＿罪な男 ページ39
｢A｣
コソッとアズくんに名前を呼ばれた。
聞かれたくない話だと思ってイルマくんにバレないようにアズくんの所に行くと
肩を掴まれ、ぐるんとイルマくんの方を向かされる。
そして口の中に指を入れられたかと思いきや、指を引っ掛けるようにしてほっぺを横に伸ばされた。
『へ''っ''！？！？』
｢入間様｣
アズくんの声に反応してこちらを振り向く。
私の顔を見た途端、｢ブフォッ｣と吹き出した。
『
｢Aへんなかお！！｣
『
｢なっ、えっ？！っふwな、っ、なんで！？w｣
戸惑いながらも笑いを堪えようとしてくれてるけど堪えられてないよイルマくん。
｢いえっ、その、2人とも何やら元気がない様子でしたので…励まそうかと…｣
どうやら元気付けるためにしたらしい。
かわいいかよ。
｢！…ありがとう！でもアズくんがAちゃんにそんなことするなんて意外だね？｣
｢ウァラクの顔よりAの顔の方がイルマ様が喜ぶと思いまして｣
『それクララちゃんに失礼だね。ていうかほっぺ離してヨダレたれそう』
｢アズアズしつれい！｣
｢あと、そ、その…｣
『先ず離して……！？』
おいきけ。
何無視してまた話そうとしてんだ。
イルマくんも止めんかい。
｢Aに…触れたかった…のもあるかもしれません｣
｢ふふっ、アズくんはほんとにAちゃんが好きなんだね！｣
｢もちろんです！｣
｢私もAすき！｣
『ほわほわしてるとこ悪いけどこの手離してもらっていいかな？？』
｢その顔も可愛いから安心しろ。それよりイルマ様！！＿＿｣
そういう問題じゃないし。
このヒトこういうとこあるんだよな。
日頃から愛だのなんだの語ってる割には私の扱い雑なとこあるからな。
罪な男だよ全く…
｢授業…いこっか！｣
｢はい！｣｢いく！｣
『この状態でいくつもりかい？？』
イルマくんの顔に泥塗ってもいいならこのままでいい、と言えばようやく離してくれた。
アズくんもしや私をイルマくんに近づくための道具だと思ってる…？
それならアズくんのお世辞の言葉一つで真っ赤になっちゃう私ってとても恥ずかしい奴なのでは…
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ねこまくん - この作品大好きです！！尊すぎて夢主ちゃんが心臓破裂する前に心臓が破裂しそうです………！ (9月17日 7時) (
レス) @page15 id: 18b89fe2f6 (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - にゃーちゃんさん» にゃーちゃんさんコメントありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです🥺今後もダリ先生との絡み増やしていくつもり(というか下書きには既にある)ので乞うご期待下さい🫢 (2023年2月8日 22時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - 初コメ失礼します！面白くて、一話から一気読みしてしまいました！個人的にダリ先生の絡みが今のところ好きです…!教師陣大好きなので、他の人との絡みも楽しみにしてます！更新頑張って下さい！ (2023年2月3日 22時) (レス) @page14 id: fd6863f2a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほかほかごはん | 作成日時：2023年2月2日 0時
