Lv.63_オモチ ページ13
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「あ!Aいた!」
『あ、あー3人ともー...』
食堂でなんか目立ってしまった挙句、色々事故って注目を浴びてしまった私は極力目立たないように人が少ない中庭の方に移動した。
すると大声で私の名前を呼ぶ声が聞こえてくる。
そちらのほうにいってみるとイルマくんたち3人が私を探している様子だった。
必死に探してくれるのはありがたいんだけどね、
あのね、
やめて欲しいな!!!!!!!
私目立ちたくないの!!!!!!!!
いやもういっその事目立ちまくって堂々としていた方が良いのだろうか...。
はぁ、とため息をついてしまう。
でも不幸体質の私は少しでも幸せを逃したくなかったので吐いた空気を掴んでもう一度吸ってやった。
イルマくんに変な目で見られた。
「ねっ、ねっ!アイス食べよ!!さっき落ちてたの拾ってきた!」
そういうクララちゃんの手を見るとアイスが4つ。
よく溶けなかったな。
『...ってそれ万引き!!』
「あ、後でお金払いに行こうね...」
「はい!よんぶんこ!で、乾杯!3人一緒のクラスになれますように!」
クララちゃんのその言葉を合図に4人で乾杯をした。
「そっか、明日クラス発表だっけ...!」
「ふん。私とイルマ様が別のクラスなど有り得んがな。Aは言うまでもなく同じクラスになり、将来は同じ家で...」
『気持ちは嬉しいけど飛びすぎィ......』
アズくんのその恥ずかしい口説き文句、本当にもうそろそろ勘弁して欲しい。
このままじゃアズくんを襲ってしまうかもしれない。
「私も私も!」
笑顔で便乗するクララちゃん。
「うん、一緒のクラスになれるといいね...」
「はい!早く入間様とそしてAと授業を受けたいです!」
「きっと楽しいよ!ね!イルマち!A!」
2人のその言葉にイルマくんは顔を赤らめた。
...何この3人組尊い。
守りたいこの笑顔。
やはりアニメだけでも履修すべきだったな…(n回目)
「...っふたりは、ぼくの、っ!......お、......オトモダチでいいんだよね!?!?」
この2人なら即答にきまってる。
そう思ったもののふたりは何故か返事をしない。
2人の方をみると、2人はポカーンとしていた。
「あれ?!」
「あ、あのイルマ様、その、お、オトモダチとは?」
「おもち?」
そっちのパターンかァ...
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ねこまくん - この作品大好きです!!尊すぎて夢主ちゃんが心臓破裂する前に心臓が破裂しそうです………! (9月17日 7時) (レス) @page15 id: 18b89fe2f6 (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - にゃーちゃんさん» にゃーちゃんさんコメントありがとうございます!めちゃくちゃ嬉しいです🥺今後もダリ先生との絡み増やしていくつもり(というか下書きには既にある)ので乞うご期待下さい🫢 (2023年2月8日 22時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - 初コメ失礼します!面白くて、一話から一気読みしてしまいました!個人的にダリ先生の絡みが今のところ好きです…!教師陣大好きなので、他の人との絡みも楽しみにしてます!更新頑張って下さい! (2023年2月3日 22時) (レス) @page14 id: fd6863f2a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ほかほかごはん | 作成日時:2023年2月2日 0時