転生したら鬼と家族になりました【鬼滅の刃】

廿弐 ページ22

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...






『ねえねえ、もしもさ転生しちゃったりしてさ、鬼滅ワールドで無惨様に捕まったらどうする？笑』




｢えーもうそんなの流れに身を任せるよね〜。推しに殺されるなら大歓迎！まあ欲を言えば無惨様とかほかの鬼とかと仲良くしたいけど！笑｣


『まじかあ』



｢うん笑そーゆーAは？｣


『んー、できる限り取り入ってして他の鬼とも仲良くするかなあ。もしも無限城に捕まったら特に鳴女と仲良くして逃げる！！』


｢逃げちゃうの〜！？勿体な！｣


『だってかまぼこ隊とか柱に会いたいじゃん！？それに殺されたくないし！！』


｢現実的かよ笑｣



.....



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「いつまで寝るつもりだこいつ。これだから弱者は嫌いなんだ。」



「そんな事言ってたらあの方に殺されちゃうよ〜？大体起きないなら無理やり起こせばいいんだよ！」




「よせ…無理やり起こすのも…良くない…」






随分と昔の夢を見た。

いや時空的には未来なんだけど...

私的には昔！過去は過去！



てかこの布団くそふわふわだなぁ。
布団とか前世以来だ。
ずっと寝てたい…...


でも枕が地味に固いためちょっと寝心地悪い。



...あれ。私なんで寝てるんだっけ。




だってさっきま「でも早く起きないとあの方が怒るんと思うんだよね〜」




…だってさっ「それも…そうだな…」




…...「なら起こせばいいだろう。面倒臭い」




「まぁまぁそういわ『うるっさいわ！！！』



『『『！？』』』



『人が寝てる時くらい静かにできんのかあああ……ぁ….........ぁ、…』



叫んでるうちにぼぅっーとしてた意識が完全に覚醒した。


と同時に自分がどの立場に置かれてるのがわかる。




『大変失礼致しました』



そう言って再び布団に潜る。
咄嗟の判断だった。

きっとこれは夢だ、まだ夢の続きを見てるんだ。



...寝よう。



相変わらず枕は固かった。

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