転生したら鬼と家族になりました【鬼滅の刃】

卌弐 ページ42

とまぁそんなこんなで鬼ごっこが始まったわけですが。



この鬼ごっこがガチすぎて、ほんとに人生かかってまして。



鬼に捕まったら言うこと聞く〜とか以前にこの鬼ごっこで死んでる気がするんだ。



だって遠慮なく血気術使ってくるんだよ？？




一番最初に童磨に見つかった時追いかけてこないなぁって思ったら己の武器を投げてきましたからね彼奴。


指先が掠って血が出た時無惨様が現れて終わったって思ったけど、無惨様の視線は私に行くことなく、まず童磨の首っふ飛ばした。


その隙に鳴女ちゃんに助けてもらう。




そんで移動した先に猗窩座にぃが居た。



その時言われた言葉がこちら。


｢弱者はどう足掻いても強き者には勝てない。他の奴らに捕まる前に俺の所へ来い！｣


ツンデレかな？


もちろん捕まりたくないので丁寧にお断りした。そしたら意志が強いな！いいぞ！とかなんとか言われて血気術使われそうになった。

使われる前に無惨様が現れたからセーフだったけど。


無惨様が猗窩座にぃに視線を向けた時に鳴女ちゃんに合図を送って移動。





そしてなんとその先には黒死牟じぃちゃん☆


この時は
マジかよwwwwひゃあああっほぉい！ww
って暴れたくなったよね。無理ゲーすぎて。


戦うなんて以ての外、目を合わせただけで死ぬかもしれないのでバレないように隠れてたんだけど秒で見つかった。


捕まると思ったが、少し離れたところからおじいちゃんの所に…おいで…と言われた。


その時わんちゃん孫の力を使って何とかなるのでは？と思いついてしまった。


『私ここから出られなくなるの嫌だよ…暇すぎて死んじゃうよ…体力もなかったら鬼に喰われちゃうよ…？』


泣きながらそう言ってみせれば、黒死牟は考え込んでしまった。




そしてなんと見事に成功した。
いや半分失敗かもしれないけど。


黒死牟は少し溜め込んだ後
今回だけだぞ…
と頷いてくれた。

なので鳴女ちゃんに合図を送ろうとしたらまたもや無惨様。


この人現れすぎじゃない？
チートじゃない？ズルくない？え？


無惨様はどこか勝ち誇ったように言い放つ。


｢ここに居れば鬼に喰われることも無いから体力をつける必要は無いな。暇なら私がいくらでも相手してやろう。さぁおいで。｣







＿＿＿＿＿A







いきなりそんな顔で名前呼ぶなんて、ずるいじゃんか。

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