転生したら鬼と家族になりました【鬼滅の刃】

丗陸 ページ36

『あのニコニコした感じがムカつくからです。

大体なんですかあの感情の無さは。
可哀想とか言いながら殺そうとしてくるとことかなんなんですかね。

しかもあの無駄絡み。ほんとむかつく。
なんであそこまでイラつくんでしょう。

顔ですかね？あ。中身？いや全部かな。』


思ってもいないことを次々と言葉にしていく。


全国の童磨ファンの皆様お許し下さい。



私の命がかかってるんです...




ふと、周りが妙に静かなことに気づく。


2人がいる方を見ると目を丸くしてこちらを見てた。





そしてそこからの流れはほんとに早かった。
無惨様が喋りだしたと思うと、言ってることは全て童磨の愚痴。


猗窩座も何かないのか？と聞かれると猗窩座も言うわ言うわ言う。いつの間にか鳴女さんも参戦してた。



おもろすぎだろ。


キャラ崩壊激しすぎて禿げるわ。



ちなみにだが、嬉しいことに鳴女さんと仲良くなった。

なかなか女子がいないから寂しかったのだろう、割と早く打ち解けられた。


可愛い。


お目目1個はちょっと怖いけど。それでもかわいい。




その後夜明けが近いし子供が起きている時間じゃないから。との事で寝室に連れてってもらった。


ベッドがデカすぎてびびった。


誰の寝室か聞いてみるとどうやらむざ…お父さんの寝室らしい。


寝ない癖に無駄にベッドでかいのなんなんだ…と思ったのは秘密にしておく。



ふかふかのベッドにみをしずめるとお父さんが
｢やる事がある。1人で寝れるな？｣
と半分脅しのように聞いてきた。


あまりの圧に頷いてしまったが、私は1人で寝れない。



...実は誰かに抱きついていないと寝れないんです。


いや別に？前世からこんなんじゃなかったよ？

子供って寂しがり屋だから仕方ないことなんだよ。

うん。




本当は前世からなんですけど。



でももう無惨様はどこか行ってしまった。

こうなったら猗窩座に頼るしかない。



勇気をだして事情を話すとあっさりとOKしてくれた。


そして''丗弐''の最後の会話に戻る。

大正コソコソ話→←丗伍

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す