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まだ冬だけど、カーテンの隙間から

暖かい太陽の光がさして目が痛い









「エイジ、起きて、今日撮影なんでしょ?」








昨日のまんまだったから、着替えて

エイジのことを揺すって起こした







エイジ「ん…おはよ」






目だけ布団から見せて、

まだ眠たそうな声で言う







エイジ「Aちゃんーこっちー」





ぐっと私の腕を引っ張って

私をベッドに引きずり込む






しぶしぶベッドの中に入ると

エイジがベッドの中で私を抱きしめた






エイジ「今日ずっとこうやってよ」







「だめだよ、エイジは撮影あるもん」






エイジに抱きしめられたまま、

視線だけエイジにやる





エイジ「Aちゃんは俺と居たくないの」






「居たいにきまってんじゃん」







そう言うとエイジは、何も言わず

静かに唇を落としてきた





目が合うと恥ずかしくなって

視線を下に下げてしまう。





するとエイジが私の髪を耳にかけて、

今度は頬に唇を当てた






耳がじんわり熱くなるのがわかった

私も、軽く触れるだけをキスをエイジにする






エイジは驚いたような顔をしたあと

いじわるな笑みを見せて私の唇に噛み付いてきた







朝なのに、ちょっとだけ深いキス

苦しくて、エイジの胸元を押すとやめてくれた







そして、またギュッて抱きしめてくれた









エイジ「ね」








「んー?」








エイジ「そろそろ呼び捨てで呼んでいい?」







「いいよ?笑」






するとエイジは起き上がったから

わたしも起き上がって、エイジの目を見つめる








エイジ「…A」






恥ずかしくて顔を隠すと

隠すなよって、私の髪をぐしゃぐしゃにかきむしる









好きな人に名前呼んで貰っただけなのに

体がふわふわ浮いちゃうみたいだ





こんなにも幸せでいいんだろうか

毎日がエイジのおかげで楽しいや。

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作者名:わたわた | 作成日時:2019年3月18日 15時

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