スパークル【アバンティーズ】 (ページ30)

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第30話ページ30

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生まれた姿のまま抱き合って寝てしまった私達は、起きて見た時計の時間に飛び起きる。

A「えいちゃん！！！あと1時間半でチェックアウトだよ！！起きて！！」

と起きるも、腰は痛く裸の彼を見て恥ずかしくなってしまう。

当の本人は「う～ん」とだけ言って寝返りを打つ。

A「えいちゃんってば！」

恥ずかしい気持ちを抑えながら彼を起こそうと体を揺らすと、再びこちらを向きクイッと腕を引っ張られる。

抱きしめられチュッと軽いフレンチキスをすると「あ～よく寝た」と起き上がる彼。

「絶対起きてたでしょ」とちょっと怒ってみたら「Aが起こすからイタズラしてみようかなって」と笑いながら言う彼にほっぺを膨らませ、近くにあった今日着る服を着る。

エイジ「お前ほんと可愛いよな夜も可愛かった」

A「もう、その話は終わり！！」

そのまま急いでメイクをしてチェックアウトをして、アバハウスへ向かう。

A「綺麗だね」

指輪は捻ったような綺麗なラインをしており、シンプルなのにゴージャスさを感じるようなものだった。

エイジ「喜んでもらえて何より。気に入らなかったら新しいの買おうと思ってたけど」

A「私が大好きなやつだよ。ありがとう」

それから他愛もない会話をし、家に着いた時に「3人ともなんて言うかな」とリアクションの当てっこゲーム。

「「ただいまー！」」

そう声を出せば、おかえりー！と出迎えてくれる3人。

ツリメ「デート何したの？」

エイジ「プロポーズした」

そらちぃ「....え？」

えいちゃんの言った通り、みんな固まった。

リクヲ「え、ドッキリ？」

と言うもんだから、2人で指輪を見せるとそれはもう氷のように固まる3人。

ツリメ「え、え、え、え、え、ほんと？結婚するの？」

エイジ「するよ」

そらちぃ「今日は赤飯だー！！」

そらは走ってリビングへ向かっていった。

リクヲ「おめでとう！」

ツリメ「え～おめでと～！！」

その日、そらちぃが赤飯を全員分買ってきて晩ご飯は赤飯になった。