第8話 ページ8
家に着くとそらとみっくんとりっくんがいた。
そらちぃ「おかえりー」
A「ただいまー!」
エイジ「ただいま」
リクヲ「全休いいな〜」
A「授業取るの下手くそなんだよ」
ツリメ「何してきたの?」
そらちぃ「いやどう見てもデートだろ」
リクヲ「はぁ...」
そらちぃ「まぁりっくんにも彼女できるって」
ソファーでくつろぎながら彼らが話していた。
私は荷物を置きに寝室へ向かうと、見たことのない景色があった。
A「ちょ、なにこれ!」
私がそう言うと、「どうしたの?」とえいちゃんが歩きながらやってくる。
A「これ...」
と言うと、ドタドタとした足音にそら達の笑い声が聞こえてきた。
目の前に広がる景色は、ただ机と荷物しかなかったはずの部屋が綺麗に装飾された部屋になっていた。
そこには私たちが悩んでいたダブルベッドも置いてある。
木のぬくもりを感じるような部屋に、所々黄緑色やオレンジ、黄色などの鮮やかな色が散りばめられていた。
そらちぃ「テッテレー!!ドッキリ大成功!」
そらの大きな声と、みっくんりっくんの笑う声が聞こえた。
エイジ「これお前らがやったの?」
そらちぃ「実は内緒でやってたんだよね〜」
リクヲ「今日全休で二人とも出かけるって言うから丁度いいやって」
A「まさかあのダンボール達は」
ここ最近結構な荷物が届いてきていて、メンバーに「なに?」って聞いても「撮影に使う」しか言わなかったしえいちゃんも「なんか企画で使うらしいよ」しか言わなかった。
A「そら、みっくん、りっくんありがとう」
嬉し涙で目の前がぐちゃぐちゃになったけど、こんなメンバーに囲まれて嬉しいなと思った。
エイジ「ちょっとA泣かないでよ〜」
ちょっと困ったような声で私の涙を拭ってくれる。
A「えいちゃーん」
カメラに泣き顔を映されるのが恥ずかしくてえいちゃんに抱きついた。
エイジ「お前ら!!よくもA泣かせたな!!!」
そらちぃ「ちょ、怒るなって」
エイジ「1人ずつハグの刑だ!!」
そう言うと彼らは私を挟むように抱きしめ合う。
りっくんみっくんの時は挟まれて気持ちよかったけど、そらの時だけ本気で抱きしめ合うから苦しかった。
でも、愛を感じられてちょっと楽しかった。
111人がお気に入り
「オリジナル」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うんこ - ハッピーエンドがいいです (2019年4月8日 18時) (レス) id: ee0beeb221 (このIDを非表示/違反報告)
まり(プロフ) - ハッピーエンドがいいです (2019年2月17日 18時) (レス) id: d4d827a76f (このIDを非表示/違反報告)
彩乃(プロフ) - ハッピーエンドがいいです。 (2019年2月17日 17時) (レス) id: 660abef842 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:たるますちっく | 作成日時:2019年1月26日 10時