◇3/31(reiwa roman)※続きます ページ21
⚫︎令和ロマン
神保町よしもと漫才劇場卒業記念
令和ロマンが神保町よしもと漫才劇場への所属が決まって少し経った頃だ。
挨拶回りに来ていた2人と廊下で出会い手を振って見せると目をぱちくりさせた後、小走りで近付いてきた。
若々しくてひたむきな後輩のその姿に「焦らんでええよ」と制止すると「芸人である前に、ファンでして」と言われた。そうなん？
「いつもネタ見させてもらってます──と、すみません。挨拶よろしいでしょうか」
「ええよ。あ、相方呼んでくるからちょっと待っててな」
「えっ、いえ。態々悪いですから、僕らから出向きます」
「んー、一人ひとり先輩に挨拶して回るのしんどいやろ？……あ、A！こっち来ぃ！」
こうして挨拶に来てくれたこいつらは悪くないが、コネのために俺らのお嬢──AとAの親が経営する潮田カンパニーを狙う奴がNSCや神保町に来ることは、決してゼロではない。
俺は相方として、執事として。
所属メンバーが挨拶に来る度に俺なりに人となりを品定めをさせてもらっていた。
『こうちゃん、呼んだ？』
「おん。可愛い後輩2人が挨拶来てくれたで」
「っはい！僕らコンビ名を令和ロマンと申しまして、僕が�眸耄匹�るまと言います。そして相方が──」
「松井ケムリです。本日より所属メンバーとなりました。これからよろしくお願いします」
『挨拶来てくれてありがとう……NSC大阪38期、ソルティドッグ潮田Aです。こっちは相方の海川航太』
「これからよろしくな！2人とも学生の時から活躍も凄かったなぁ」
『まじんぶこつ』
「恐縮です。俺らのこと知ってくださっているんですね」
『ん。凄い子がいるなぁと思ってた。これからよろしくね』
会う度に目を輝かせ話し掛けに来てくれる2人。
ただ真っ直ぐとお笑いに臨む姿勢に、A目的でいる訳やないんだと理解した俺は次第に認めるようになっていった。
「あ！潮田さん海川さん！今時間良いですか！このネタのここの台詞どう思います？！」
「お、どれ。見してみ……」
『……うん。ここのくだり分かりやすくなったね。流石』
「ーーっ嬉しいです！！ありがとうございます！」
食い気味にそう言い頭を下げる�眸耄鼻�
ああこいつかわええなぁ、なんて思いながら頭をぐりぐり撫でてやると唸りながらも笑ってくれた。
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ののの(プロフ) - 眠蕗さん» わー！shnさん視点楽しみにしてます！そして採用するかもの件めちゃくちゃ恐縮です！フリー素材なのでもしよかったら使ってください！最新回のjoさんのお話も素敵で最高でした✨潮ちゃんとjoさんお二人で芸人雑誌の表紙とかやってほしいです📕！ (5月8日 0時) (
レス) @page23 id: fd9e305be7 (このIDを非表示/違反報告)
眠蕗(プロフ) - のののさん» ののの様 こちらのストーリーも読んでくださりありがとうございます🥹発狂しているshnさん、目に浮かびました…笑 この話はshnさん視点の後日談も書きたいな〜と思っておりますので、もしかしたら採用させていただくかもです…！ (5月7日 13時) (レス) id: 70e89bae7c (このIDを非表示/違反報告)
ののの(プロフ) - 度々コメント失礼します！...(9th/k.,k)⚠︎⚠︎ のお話本当に本当に好きすぎます！！後日shnさんがkygk宅に来た時に空になってる瓶見つけて、相手がお嬢だって知ったら発狂しそうですね笑 (5月5日 9時) (レス) @page20 id: fd9e305be7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：眠蕗 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=avgvu80491
作成日時：2024年3月16日 21時
