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sideエリーノ
「総統様たち帰ってきましたよー」
「えっ、ごめん行くね！」
かわいい可愛い後輩たちに呼ばれ、出迎えに行く。
それにしても、玲はだいじょぶだったかなあ･･･
総統閣下や幹部様方はノリノリだったけど。
『え、エリーノ〜』
「わっ」
『戻って来れてよかった〜』
私の顔を見るなり抱きついてくる玲。
緊張したんだね。
「ただいま、何もなかったか？」
「はい、びっくりするくらい平和でしたよ」
「よかった」
ひとらん様も安心したようにつぶやいた。
「それより玲、演技だったかもしれんが上手かったじゃないか」
『そんな！あーいや、恐縮です』
「ふふふ、すっごい綺麗だった」
『ひ、ひとらん様まで』
わたわたと顔を真っ赤にしながら返事をする玲。
こんな姿からは想像もつかないぐらい綺麗だったんだろうな。
「なんだ〜〜そんなに良かったなら私も見たかったわ」
『や、やめてよ』
「はっはっは、本当に嫁にしたいぐらいだったな」
『冗談もほどほどにしてください！』
「ふふふ」
かわいい玲の仕事モードは一瞬しか見たことが無いけど、きっと本当に素敵なんだろうな･･･
もっと間近で見れたらいいんだけど。
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side玲
どうもお久しぶりです。
『ああ･･･疲れた』
化粧を落としシャワーを浴びて、部屋着でベッドに寝転がる。
ドレスを着ていたからか体の緊張が解けて、いつもよりやけにベッドが柔らかく感じた。
「もう無理？」
『うん無理』
普通に返事してやったけど･･･まったく。
勝手に部屋に入ってくる奴なんかあいつしかいない。
『ゾムさあ〜〜〜も〜〜〜』
「っくく、勝手に部屋は行って怒らない奴お前しかおらんから遊びに行きやすいんやって」
『これからはきつく言い付けないといけませんねえ』
「すまんて」
わざとらしくおろおろと手を合わせるゾムに冗談だと伝える。
前より楽しくなったからプラマイゼロかな。
って私ちょろいかな？
「今日お前の隣で寝てええ？」
ちょっと何言ってるかわかんないです
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